
来月16日に千秋楽を迎える同作、今回は一応のmy楽です、と言うかもうほとんどチケット取れる日ないけど。
そしてウィキッドが終われば、海劇場は半年ほど上演作品がないので、暫く新橋に来る事もないでしょう、カレッタ・クリスマスにでも来ない限りは。
こちらキャストボード。

前回鑑賞(14/5/19)からのメインキャストチェンジは以下の通り。
◆エルファバ:江畑晶慧さん⇒岡村美南さん
◆ボック:山本道さん⇒厂原時也さん
2月ぶりの岡村エルフィー、初見の厂原ボックです。
厂原さんは、ユタと不思議な仲間たちの一郎役以来の拝見なので、かなり久し振り…二年半振りくらいかなぁ。
座席はウィキッド3度目の最前列ドセン♪
千秋楽が近いとあって、劇場はほぼ満員でした。
ストーリーはこちら(公式)
んだば雑感、ウィキッドを知ってる人向けの雑感(笑)
舞台に関してはもういい加減新しい発見みたいのは無かったので(ネットで見付けた、ウィキッドのアンサンブルの見分け方を片手に観たかったけど、そんな余裕はなく…笑)、キャストについてチョイチョイと。
初見の厂原ボック。
厂原さんって、ボックが出来るほど背が低かったんだね、意外だわー。
と言っても、山本ボックに比べると背はだいぶ高い印象。
シズ大学で、ボックがグリンダに対して、ミスグリンダーーーー!ってアプローチ掛けまくるシーンで、ボックはグリンダとの身長差に気付いて一段高いところに登るじゃないですか。
山本ボックは、一段登ってやっとグリンダと同じ位。
厂原ボックは、上る前からグリンダより背が高い、だから厂原ボックは、あそこでわざわざ一段登る面白さが、特に初見の人には伝わりずらいんじゃないかなー。
また、顔立ちがくっきりしていて恰好いいボックですね。
身長さえもうちょっとあればなー…的な惜しい男子って感じ(笑)
あと、スターダストダンスホールでの話なんだけど、厂原ボックって他のボックと振付が違うところがある?
ネッサに本心を打ち明けようか迷ってるシーンで、あの建前だけの優しさを発揮するシーンです。
♪きみーは素敵な人ーだー まぁボック!夢の様よ~
あのシーンで、他のボックは皆なんだか傾いた飛行機みたいな不自然なポーズを取るんだけど、厂原ボックは両腕をネッサの方に突き出してるんだよね。
あれ?他と違う?と思いながら、こっちの方が自然だよね、と。
前回に引き続きの谷原グリンダ。
デビュー間もなかった前回は、とにかく色々下品!って感じでした。
んで今回は、と言うとですね。
だいぶ、あの砕けたキャラを自分のものにしてきてる感じがしました。
相変わらず、ポピュラーのダンスはカックンカックンしてるけどね(笑)
でも、上がらない脚を手で無理矢理引っ張り上げてる様な姿は笑えますね。
あと、何故かグリンダ、なんだかGU-GUガンモ化してました(笑)
GU-GUガンモ、わかります?
と言うか、GU-GUガンモを知ってる人はそれなりの世代です(笑)

80年代前半にやってたアニメで、主役のガンモと言うニワトリモドキ(声:杉山佳寿子さん)の特徴的な声と喋り方…文字に表わすと…、ん゛ふー、ん゛ふー、って感じ?
グリンダが、自分の部屋のシューズクロークの前で足をバタバタさせる時の、やや息遣いが荒れてる時の声が、ガンモにそっくり…。
GU-GUガンモの声はこちらから聞いてみて下さい。
同じく、前回に引き続きの上川フィエロ。
同行の友達いわく、ちょうタイプ!だそうです(笑)
でも、色々なフィエロを観てる側としては(と言っても、飯村さん、松島さん、岡田さん、上川さんの4人だけだけど)、どうにも上川さんの“作った感じの表情”がしっくり来ないんだなぁ。
あの、キザっぽく喋る時の、下顎を突き出して口を歪めて喋るの、どうにかならんのかね(笑)
すげー不自然、と言うか、あんな風にしゃべる人、そうそういない。
やっぱり前回、デビュー間もなかった上川フィエロ、フィエロの音域と上川さんの音域が合ってなかったのか、前回は【二人は永遠に】のBメロの部分、♪恋の海に~落ちてゆく~…の部分で盛大に音をハズしてしまったんだけど、あれから半年近く経ってるし、克服出来たのかな~…
と思いながら鑑賞しました。
やっぱり、どこか危なっかしいな~…と思いながら聴いてる部分があって、んでいよいよ二幕の聞かせどころ、二人は永遠に。
地声じゃ無理と判断したのか、ファルセットで逃げてました(笑)
二月ぶりの岡村エルフィー。
演技にますます磨きが掛かってます(笑)
今回一番岡村エルフィーでツボった個所をば。
ポピュラーでグリンダに眼鏡を外された時の目!
でっかい目を上目使いに、まるで怯えた小動物みたいになってた(爆)
やべ、岡村エルフィー可愛過ぎる(笑)
あと、キラキラ~の2度目の『きらきらーきらきらーああん』に対してのキラキラなんだけど、『きらきらきらきら、おおお』ってやるエルフィーが多い中、今回は何か岡村さんめっちゃ笑ってて、おおお!の部分何もやらなかったのが気になったかな。
もう一つ、気になった点として『自由を求めて』のテンポがブレブレだった事かなぁ。見せ場の一つだけに完璧に決まらなかったのは残念。
その他。
今回のチステリーは久し振りの分部さん!
…が、しかし。
ミス…ミス…グーリーンダッ…、が、あまり心に響いて来なかったなぁ、と。
直前のFor Goodがかなり良い空気だったので(谷原さん、ちょっと泣いてたらしい)、あのチステリーがイマイチだったのは残念でした。
カテコは6回くらいだったかな?4~5回目でスタオベ。
と言うワケで、ウィキッド。
昨年8月の開幕間もない頃に初見から、1年2か月で都合8度の鑑賞となりました。
【観れたキャスト】
グリンダ…苫田亜沙子さん・山本貴永さん・谷原志音さん
エルファバ…雅原慶さん・樋口麻美さん・岡村美南さん・江畑晶慧さん
ネッサローズ…保城早耶香さん・豊田早季さん
マダム・モリブル…中野今日子さん・八重沢真美さん
フィエロ…飯村和也さん・岡田亮輔さん・松島勇気さん・上川一哉さん
ボック…伊藤綾祐さん・山本道さん・厂原時也さん
ディラモンド教授…齋藤譲さん・菊池正さん
オズの魔法使い…佐野正幸さん・渡辺正さん・松下武史さん
今季出演した中では、あべモリブル、勅使瓦教授を除く全主要キャスト観れたかな??
さて次回の四季鑑賞は、3年9か月ぶりのコンタクトです。
この記事にぺたっと。