すると、当時の作品の知らなさから来る誤りや、つい最近あの作品のこの役で観た役者さんが、実は随分前にこの作品のあの役で観ていた事が発覚したりと、意外と面白いです。
最近読み返した中で気付いた事。
劇団四季【アイーダ】
2012年4月頃の記事。
大和貴恵さんが演じるアムネリスの【勝利ほほえむ】の歌い出しのブチブチ感がどうも苦手…。
2013年11月現在。
その後、光川愛さん、四季版オリジナルキャストの佐渡寧子さんのアムネリスを鑑賞する事が出来た結果。
大和さんの【勝利ほほえむ】が、一番CDの歌い方に近かった事が判明(笑)
佐渡さんの【勝利ほほえむ】が、CD版を歌ってる張本人なのに、CD版と全然違ったのは少なからずショックだった…。
現在では、歌・演技ともに一番好きなアムネリスが大和貴恵さんです。あの、ラメに頼らなくてもキラキラしてる笑顔が好きです(笑)
東宝ミュージカル【レ・ミゼラブル】
2011年4月の『旧演出版』の鑑賞記(レミゼ初鑑賞)。
◇一幕の割と早い段階で、バルジャンが親となって育てた娘コゼット(中山エミリ)によって悲しげな歌が歌われるシーンがあるんだけど、これがとにかく美しかった。
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多分『夢やぶれて』の事ですねー。歌ってるのはコゼットじゃなくてファンティーヌですねー。一幕では大人コゼット出てきませんもんねー。
と言う事は、この“美しい歌声”は中山エミリさんじゃなくて知念里奈さんですねー。
知念里奈さんって未だ、歌手だった頃の印象しかないので、美しい歌声と言う印象は全くないんだけどなー。
ミュージカル女優に転身してからの印象が、一度観てるのに皆無…(笑)
作品を知らないが故の間違いですねー。
キャストがさ。
やっぱり見始めってキャストとか興味ないと言うか知らないと言うかだし、仮にキャストボードの写真撮っても有名どころしか知らないじゃないですか。
でも、この4枚のキャストボードを見比べると…。
レ・ミゼラブル(旧演出版/2011-4)

ミス・サイゴン(新演出版/2012-8)

レ・ミゼラブル(新演出版/2013-5)

レ・ミゼラブル(新演出版/2013-7)

個人的には、とある理由から改めて別所バルジャンが笑ってしまったんですけどね。
と言うのも、つい半年ほど前に、バブルの香りがする懐かしい映画【波の数だけ抱き締めて】(1991年)のDVDを観たんですけど、これに別所さんが出演していまして。
これがまた、バブルの香りをプンプンまき散らしながら、あの手この手でヒロインのハートを手中に収めんとしようと奮闘するエリート商社マンなんだけど、その役とのギャップが激し過ぎて(笑)
まぁ取り敢えず、旧演出版レミゼのキャストが、ミュージカル俳優として以上の知名度を持った人が多くとにかく豪華!と言うのは、ここでは置いておいて…。
旧レミゼのアンサンブルの中に、新レミゼでマダム・テナルディエ役に昇格してる谷口ゆうなさんや、新レミゼ開幕当初もアンサンブルだったながらにも公演中にジャベールに昇格した鎌田誠樹さんがいたり…。
ミスサイゴンのアンサンブルの中に、新レミゼでコゼットを演じる青山郁代さんや磯貝レイナさん、テナルディエを演じる萬谷法英さんがいたり…。
鑑賞当時は初めて観る役者さん、と思ってた人を、過去にどこかで見ていた!と言うパターンも非常に多い。
今回は東宝しか並べなかったけど、これは四季も並べちゃうとキリがないので(笑)
ここに書いたすべては、読み返す事で初めて気付いたものばかり。
もっと読み返せばもっと色々見付かるんだろうな~、ツッコミどころ満載な記事が(笑)
折角書いた観劇記、こういう楽しみ方も良いかも知れません。
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