東宝ミュージカル【レ・ミゼラブル】(3度目) | たかびの自己満観劇ブログ
後半戦観劇一発目!@たかび.こみゅです。

昨夜は帝国劇場で行われている東宝ミュージカル【レ・ミゼラブル】を鑑賞してきました。
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2013年後半戦一発目の観劇です。

当日はレミゼの為に仕事の休暇を取ったので、早めに動いてお一人様でちょっと海を観てきました。

うーん、海風が気持ちいい。
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納涼船乗りたいなー。どなたか納涼船乗りに行きませんか?
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海辺で夕涼みの後はゆりかもめ、JRと乗り継いで帝劇へ。
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満員御礼来ました。
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東宝版レミゼの鑑賞は旧演出版1度を含む3度目になります。

キャストボード。
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前回鑑賞時との比較。左列が5月1日、右列が7月4日。
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前回はプレビュー公演だった為販売が無かったプログラムも今回は購入。結構分厚いです。
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開幕当初はキャスト面で災難続きだった公演も、すっかり安定してる感じですね。

座席は下手ブロック3列中央ブロック通路寄り。
前回は上手ブロック2列だったので、上手と下手両方から観る事が出来ました。

前回公演記事はこちら

さてさて、キャスト的にはどうだったかと言うと、前回の公演がプレビューだった事を差し引いても、今回の公演の方が全然良かったなと。

バルジャン、キム・ジュンヒョンさん
満を持してと言うかジュンヒョン。
前回もジュンヒョンの予定だったけども、例の不幸な連鎖の煽りを受けて吉原バルジャンにチェンジでした。
バルジャンに関しては、ジュンヒョンも吉原さんも両方良かった!
ただ、ジュンヒョンバルジャン、声量は凄いんだけど、全編歌なのに発音が(ん?)と感じる部分があったのは残念。

ジャベール、福井晶一さん
劇団四季のアイーダ以来、約一年振りの拝見です。
福井ジャベール、迫力はあるんだけども…何と言うか全体的に力が入り過ぎな点は四季時代から変わらず。
前回鑑賞時の川口ジャベールよりも気迫があっていいんだけど、何だか少しジャベールとは違う気がしました。

一度、ジュンヒョンバルジャン&吉原ジャベールで観たかったな、と。

ファンティーヌ、里アンナさん
プリンシバルの中では前回から変わらない唯一のキャスト。
これだけのキャストに囲まれちゃうと、どうしても歌声の面では霞んじゃうよね。。。。

エポニーヌ、昆夏美さん
今回のエポの中では、他のエポと比べると随分丸いなって印象なんだけども…全身がではなく飽くまで顔が、ね。
前回の平野エポよりも、マリウスに向ける顔と、それ以外の少々荒れた感じの顔のギャップが強かった様に感じました。
歌はいいですね!

コゼット、磯貝レイナさん
前回の青山コゼットが正直ちょっと…だったのもあり、今回のコゼットはとても安定した歌声に感じました。
しかし、何故コゼットって役者さんが綺麗な人でもコゼットのカツラとメイクで微妙な感じになるんだろう…コゼット=微妙→全世界共通事項?(笑)

マリウス、原田優一さん
原田マリウスは旧演出版の時以来二度目、原田さん自体はミス・サイゴンの時以来の拝見です。
やっぱり原田さんの歌声好きだなー。高いんだけど細くなく声量もあって、女声パートとの絡みが抜群♪
前回の山崎マリウスが声量的にイマイチだったのに比べ、やっぱり原田さんはいいなー。
原田さんと山崎さんってダブルキャスト、トリプルキャストで同じ役を演じてるのを良く見掛けるんだけどねー…。

テナルディエ、萬谷典英さん
も~う、ふらっふらしたいい加減な人って感じでしたね(笑)
マダムが、待ってみた結果王子はコイツかよ!って嘆いてるのが良くわかる感じです。

マダム・テナルディエ、森久美子さん
もう歌声が別格!
んで、途中のコミカルさも素晴らしい!
ただ!パンを口に頬張る一連の流れの解りやすさ、聞き取りやすさは前回の浦嶋りんこさんの方が上かな。

アンジョルラス、上原理生さん
もう、見た目的にアンジョのイメージにぴったり!
でも、歌声のインパクトは前回の杉山有大さんの方があったかな?

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内容に関しては、映画も併せると4度目(旧演出→映画→新演出→新演出)になる為、ストーリーの理解度はかなり上がった感じがします。

しかし、相変わらず暗い!
座席は3列目(オーケストラピット4列分を併せ7列目)と前方席なのに、照明が暗い為、役者の表情がはっきり見えない!

あまりに役者の顔に焦点が合わない為『やばいなー…また視力落ちたかなー…』と思った程(笑)
数少ない明るめのシーンでは表情もくっきり見えたので、やっぱり暗いせいなんだろうな。
背景の美術にも明かりが届かないので残念…何故東宝の舞台ってどれも暗いのかね?

あと、スピーカーが舞台の両脇ではなく上についてる様で、声が変な位置から聞こえてくる。近くで観る場合はこれは仕方ない事なのか。

楽曲に関しては有名なファンティーヌの『夢破れて(I Dreamed a Dream)』、エポニーヌの『オン・マイ・オウン(On my own)』、バルジャンの『彼を帰して(Bring Him Home)』、アンジョルラス、マリウス他の『民衆の歌(Do You Hear the People Sing?)』はもちろん好きなんだけども、最近地味に(笑)好きなのがアンジョルラス、マリウス他の『ア・ベ・セ・カフェ(The ABC cafe - Red and Black)』と、テナルディエ夫妻の『宴の乞食たち(BEGGARS AT THE FEAST)』の二曲。

♪レッド熱き血潮~ブラック呪いの過去~レッド夜明けの色~ブラック夜のおわり~

好きだなぁ。あと、銃を片手に拳を掲げるポーズ(何故か事ある毎にみんな同じポーズを取る不自然さはあるけど)も格好良くて好き。

テナルディエ夫妻の方も、ノリがいいんだけど、何気にあのメロディ中毒性があるんだよ(謎)

しかし、どの曲も最近英語版を聴いてしまったので(4starsとか25周年コンサートのDVDとか)、どうしても比べてしまうし、歌声の迫力ももちろんなんだけど、言葉の耳触りが良いと言うか、意味はわからなくても英語版の方が耳にしっくりくる感じがして、好きなんだよな~。

そして、どうにも東宝版は泣けない。。。。

25周年コンサートのDVDのエピローグのラストの部分の♪Tomorrow Comes~~~~!!(日本語で言う、最後の♪明日が~~~!)のワンフレーズだけで泣ける(笑)オレなのに、舞台版泣けない。。。。

話的には好きなんだけど、バルジャンが天に召されるシーンとか好きなんだけど、気持ちの高揚が足りないと言うか。。。。どこか引いて観てる自分に気付いちゃうと言うか…泣ける作品は引いて観てた筈なのにいつもいつの間にか泣いてるんだけど、この作品には何故かないんだよな。。。

まぁ、泣けはしなかったけど、キャストも良かったし、良かったです(笑)

スタオベになったし(笑)

さてとん、次回の鑑賞は劇団四季【ミュージカル異国の丘】です。

こちらの記事にワンクリック詐欺(違)