劇団四季【美女と野獣】(7回目) | たかびの自己満観劇ブログ
水曜日は劇団四季【美女と野獣】を鑑賞してきました。

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今回は日本通算4439回目の公演だそうです。

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今回は開演前にリハーサル見学会に参加しましたが、その内容はこちら にて。

こちら、キャストボード。

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前回からの変更は以下の通り。

◆ビースト:中井智彦さん→飯田洋輔さん

長い事、横浜で食いしん坊な海賊の役者猫(何かごっちゃになってる)を演じてた飯田さんが久し振りにBBに戻ってきた感じ。ビーストで拝見するのは4月以来です。

◆モリース:石波義人さん→松下武史さん

松下モリースは2月以来。松下さんと言うとウィキッドでオズの魔法使い役をやってるイメージが強いなァ、観た事ないけど。

◆ルミエール:道口瑞之さん→百々義則さん

桃次郎明けで久し振りに百々ルミが戻ってきました。4月までは百々さんのルミエールしか観た事ないしルミエールの百々さんしか観た事ない、と言ってたのに、いつの間にか道口さんのルミエールに違和感を感じなくなってたなァ…(^-^;

◆ルフウ:赤間清人さん→遊佐真一さん

ルフウ役は他の作品との兼ね合いでコロコロ役者さんが変わってるイメージの役なんだけど、遊佐さんルフウを観るのは実に25ヶ月振り。

◆ミセスポット:遠藤珠生さん→早水小夜子さん

ポットは織笠さん→遠藤さん→早水さん→織笠さん→遠藤さん→早水さん→で順繰り順繰り観てるイメージだなァ。早水さんはキャッツのグリザベラ以来2ヶ月振り。

◆タンス夫人:倉斗絢子さん→菊池華奈子さん

初見の女優さんです。どんな感じなのかなー。

◆バベット:長寿真世さん→長橋礼佳さん

長橋バベットは2ヶ月振り。前回はややバベットのイメージと違うかなって感じたけど今回は?

◆チップ:牧野友紀さん→川良美由紀さん

チップは牧野さんと川良さんで交互に演じてる筈なのに、何故か毎回牧野チップで、川良チップを観るのも25ヶ月振り。

座席は二列目ドセンター。

んだば雑感を、と思いますが、さすがにもう7度目の鑑賞…新たに感じる事もそう多くはないので…(笑)


◇まず違和感を感じたのが松下モリース。モリースと言えばかなりのぽっちゃり体型…特にその下膨れ具合はなかなかのもの(笑)ですが…顔が…。

被り物でなんとか下の体型に合わせようとしてるのは分かるんだけど、元々痩せ形で面長な松下さん。

顔がどうにも体型に不釣り合いな程痩せてる…。

身体とは違って顔は特殊メイクなしに膨らす事が難しいのはわかるんだけど、かなりアンバランスな感じがしました。

種井さん位の丸顔だと丁度いいんだろうなァ…。

◇久し振りに観た遊佐ルフウ、ルフウは赤間さんにしても布施さんにしても、やや高めの声で慣れてしまっているので、遊佐さんの低い声でルフウをやられると凄く違和感がありました。声が低いと、ルフウの腰の退けっぷりに説得力がないと言うか…(笑)

◇タウンのシーン、ガールズが♪い~い♪って言いながら順番にガストンに抱き着いて、最後にルフウが抱き着くシーン…本来はガストンに半ばスルーされてそのまま後ろの柱にルフウが激突する筈なんだけど…なんだかスルーされた感が無くて、ルフウも無理矢理柱に近付いて軽~く頭をぶつけて見せた様に見えたなァ。

◇野獣に閉じ込められ、部屋でベルが歌うシーン…♪決めたのよ~パパのために~私が残るのこの牢屋に~

それまでグデーって背もたれに寄りかかって観てたオレなんだけど、軽く身を乗り出してしまった。

里咲ベルの顔に泣いた跡を見付けたのです。多分、直前の『もう二度と会えないのにさよならも言わせて貰えなかった』のシーンで泣いたんだろうなァ。

凄い入り込み様だなァと。

四季の役者さんが劇中で泣いてるのを観たのは、大和アムネリス、夢子アイーダに続いて3人目でございました。

◇初見のタンス夫人、アリアの歌声はやっぱりさすがなんだけど、ドレスと間違えてパンツを取り出しちゃったシーンとか、慌て方が凄い大袈裟な役者さんだなァという印象。

◇久し振りの百々ルミ。これまでは道口ルミがどうにも落ち着きないなァ…って感じを受けていたんだけど、久し振りに百々ルミを観ると、百々ルミは型にはまり過ぎててイマイチ面白味に欠けるなァって感じがした。

◇特に『あの娘いなくなった!ずっと見張ってたのに!』からの『お目に掛かれて光栄です』の切り替えのシーンとか。道口ルミのあまりに急激な切り替えが面白かったので、百々ルミの1テンポ置いてからの切り替えは、面白くないなーと。

◇Be Our Guestのシーン。今回のドアマットさんはロンダートからのバク宙が身体がピーンと伸びきったまま宙返りをしてて、空中姿勢が凄く美しくてビックリ。また前宙も凄く綺麗でした。

◇川良チップの歌声、牧野チップの歌声と聞き分けが難しい位似てるなーと。でも声量は川良チップの方がある様に感じた。

◇Be Our Guestのシャンパン花火の後、火薬のにおいが充満…ここまで夏っぽい匂いに包まれたのも久し振りだなァと。

◇ビーストの『愛せぬならば』のロングトーン、やはり最近観た三人のビースト(飯田さん、中井さん、佐野さん)の中では飯田さんが一番息が長いね。でも迫力はやっぱり中井さんの方が、憂いは佐野さんの方が上です。

◇二幕に入って、笑わせどころの『ピンクだ!』があまりウケが良くなかった様な感じがしました。むしろ、ベルに傷を治療している時の『痛っ!!!!』の方がウケてたなァ。

◇『Beauty and the Beast』のシーン、ややマイクがハウってた気がする。早水さんも途中から音を聞きながらハウるかハウらないかギリギリのところで調節をしながら歌ってる様に感じた。良いシーンだけに機材の不調があると残念です。

◇ガストンに斬られ息絶え絶えのビーストを抱えるベルのシーン。前回観た時は明らかにベルとビーストの声のバランスがおかしかったんだけど、今回はドセンだった為か、ベルが抱えてるビースト(もちろん○○です←ネタバレ防止)から直接聞こえてきたように感じた。

あ、ベルが抱えてるビーストの顔はマジマジと見ちゃダメっすね(笑)

◇魔法が解ける瞬間の、あのカタンっていう装置が動く音が毎回勿体ないなーと思う。あの音もう少しどうにか出来ないのか。

◇しかし、これだけ何度も見てて、ビーストのメイクが一瞬で剥げて王子になる仕組みは分かったけど、王子が出てくる仕組みが未だにわからないなーと。空中でしかも装置に固定されてる状態で、どうやって入れ替わるんだろう?←ややネタバレ?

◇最後の『Beauty and the Beast Reprise』のシーンで、ベルが声に出さずに『パパー!』と叫んでモリースと抱き合うシーンが何気に好きだったりします。

◇そして、最後全員で客席の奥に視線を向けて幕、というシーン、そう言えばSOMのエンディングの似通ずるなーなんて思って見たり。まァ、SOMは大佐が指差してる分、もっと格好いいけどね(笑)

とゆーワケで、美女と野獣7度目の鑑賞が終了しました。

予定では次回の鑑賞(1月23日)が、美女と野獣東京公演最後の鑑賞となります。飽くまで予定ですが。


そう…1月23日マチネ公演、お一人様鑑賞なんですが、いつもの癖でうっかり連番でポチしてしまったんですよねー。。。。

平日の昼間で難しいかと思いますが、どなたか隣席を救済して下さる方を切実に募集しております(T-T)


終演後は2ヶ月振りに北一倶楽部でジンギスカン。


前回と同じく生ラムジンギスカンセットと、特上生ラム肩ロースを食しましたが、ご主人のおすすめで食べた『チュムロック』というお肉(ガーリックオイルとモンゴル塩とゴマで味付けしたお肉)がバカ美味でした。次回からの定番メニューにしたいなーと。
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さて、次回の劇団四季鑑賞は25日の『ジーザス・クライスト=スーパースター』(エルサレム・バージョンです。