道後温泉駅 ～古町木屋町打ち過ぎて行けば道後の温泉場 伊予鉄道唱歌～
道後温泉駅は、1895年（明治28年）8月に道後鉄道の道後駅として開業しました。その後1900年（明治33年）に道後鉄道が伊予鉄道と合併し伊予鉄道の駅となります。
1907年（明治30年）に松山電気軌道が道後駅を開業し、伊予鉄道との間で激しい顧客獲得競争を繰り広げましたが、1921年（大正10年）に松山電気軌道は伊予鉄道に吸収合併され消滅します。現在の城南線は松山電気軌道が開設した路線です。
1961年（昭和36年）4月に駅名が道後温泉駅に改称されました。
駅スタンプに書かれているのは、1918年（明治41年）の伊予鉄道創業20周年を記念して作られた「伊予鉄道唱歌」の第21番の歌詞です。
道後温泉駅の駅舎は、1986年（昭和61年）に新築された建物ですが、1911年（明治44年）に建築された駅舎を忠実に再現して建てられました。新しいけどレトロ感満載です。
道後温泉を訪ねたのは昨年の1月でしたが、ちょうど「道後温泉本館」は保存修理工事中で全体を見ることができませんでした。
工事は順調に進み、予定より早く今年の7月11日から全館で営業再開となることが先日発表されました。
機会を作って、再度道後温泉へ旅したいと思っています。
このスタンプは2023年1月28日に押印しました。
これまでブログで紹介した私鉄の駅スタンプの索引です。 → こちら
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