八雲駅 ~北海道木彫熊発祥の地~
八雲駅は、1903年(明治36年)11月に開業した函館本線の駅です。
今年でちょうど開業120周年。意外にも北海道最西端に位置する駅です。
駅スタンプには八雲発祥の木彫り熊が描かれています。
八雲は旧尾張藩主が移住し開拓した地ですが、農閑期の副業として尾張徳川家第19代当主の徳川義親が西欧視察でスイスで買った木彫りの熊をモデルに制作を勧めたのが発祥だそうです。
八雲の木彫り熊は、酪農家の伊藤政雄が1924年(大正13年)に農村美術工芸品評会に出品したものが北海道木彫り熊の第1号とされており、来年で誕生からちょうど100年になります。
熊が鮭を加えている北海道観光の土産としてもてはやされたアイヌの民芸品の木彫り熊の始まりは1926年だそうで、それよりも歴史があるアートということです。
このスタンプは2023年9月3日に押印しました。
これまでブログで紹介したJR北海道の駅スタンプの索引です。 → こちら
にほんブログ村ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックをお願いします。