関駅 ~東海道唯一の重伝建地区~
関駅は、1890年(明治23年)12月に関西鉄道の駅として開業しました。
鉄道国有法により1907年(明治40年)に国有鉄道の駅となり、現在はJR西日本関西本線の駅です。
駅スタンプには東海道五十三次の四十七番目の宿場「関宿」が描かれています。
スタンプに書かれている「重伝健地区」とは何のことか分からなかったのですが、調べたところ国が選定した「重要伝統的建造物群保存地区」のことで、関の宿場町は1984年(昭和59年)に選定されました。
関駅は無人駅ですが、駅舎内には観光協会やお土産物を販売する売店が入っており、交流スペースに駅スタンプが置かれていました。
この駅スタンプは観光協会が作成したスタンプのようですが、JR西日本が設置している公式の駅スタンプに劣らない美しいデザインのスタンプだと思います。インクが少々薄かったのが残念ですが・・・
私が訪ねた時、駅舎内では「鉄道写真で見るなつかしの関&加太」と題する地元の方の写真展が開催されていました。かつて「加太越え」と呼ばれるこの地域は、SLの写真を撮影する人で賑わったと聞きます。
かつては関西本線経由で名古屋-湊町間に急行「かすが」が運転されていましたが、2006年(平成18年)以降は優等列車の定期運用はなく、現在は長大なホームには似合わないキハ120形気動車による普通列車のみの運用となってしまいました。これも時代の流れなんでしょうね。
このスタンプは2019年10月26日に押印しました。
にほんブログ村に参加しています。
よろしければクリックをお願いします。