五所川原駅 ～リゾートしらかみ～
五所川原駅は、1918年（大正7年）9月に陸奥鉄道の駅として開業しました。
1927年（昭和2年）に陸奥鉄道が国有化され、現在はＪＲ東日本五能線の駅です。
駅スタンプには五能線を走る「リゾートしらかみ」の3編成が描かれています。
十二湖駅のスタンプも同じデザインでしたので、五能線の駅スタンプ共通のデザインのようです。
五所川原駅から徒歩数分のところに「立佞武多の館」があり、次の列車の時間まで見学することにしました。
五所川原の「立佞武多」は、8月4日から6日に開催される祭りで、青森のねぶた、弘前ねぶたと並ぶ青森三大佞武多の一つで、高さ20メートルを越える山車は圧巻です。
立佞武多は豪商や地主の力の象徴として、明治時代に高さを競うようになり、どんどん巨大化していったそうです。
しかしながら大正時代には電気の普及で逆に小型化し、街を襲った2度の大火で資料が消失したことから巨大な立佞武多は姿を消してしまいます。1993年になって当時の設計図が発見され、市民有志による復元の会によって1998年に五所川原立佞武多が復活しました。
長く続いているお祭りかと思っていたのですが、多くの方の努力で消滅の危機から守られたお祭りなんですね。
このスタンプは2018年10月20日に押印しました。
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