品井沼駅(東北本線)のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

品井沼駅 ~童謡 どんぐりころころのふるさと~

 

品井沼駅は、1932年(昭和7年)12月に開業した東北本線の駅です。

かつて東北本線は山線と呼ばれるルートで、当駅と利府駅を結んでいましたが、1944年(昭和19年)に陸前山王経由の新線が完成し、1962年(昭和37年)に山線ルートが廃止されています。

 

駅スタンプには、童謡「どんぐりころころ」の場面が描かれています。「どじょうが出てきてこんにちは」という場面でしょうか。

なぜ「どんぐりころころのふるさと」なのか調べてみると、作詞家の青木存義が当地の出身だということがわかりました。

 

 

地図で探しても駅名である「品井沼」はどこにも見つからないため、品井沼駅は以前から気になっていた駅でした。ちょうど金曜日に仙台出張の機会がありましたので、翌土曜日の朝に訪ねることにしたのですが、駅舎は建て替え工事中でプレハブの仮駅舎での営業でした。

 

 

今から300年以上前の元禄時代に、品井沼と呼ばれる遊水池の干拓事業が始まり沼の水を海に流す元禄潜穴が作られ、現在では沼は存在しません。現在は沼があった場所は水田となっていますが、完全に沼が消滅したのは昭和30年代ということです。

元禄潜穴は、東北本線の車窓からも見ることができます。

 

 

このスタンプは2019年12月7日に押印しました。

 

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