豊野駅 ~つつじ山公園・リンゴの里~
豊野駅は1888年(明治21年)5月に信越本線の駅として開業しました。
1921年(大正10年)には飯山駅まで飯山鉄道が開通、1944年(昭和19年)にその飯山鉄道が国有化され、信越本線と飯山線の分岐駅となりました。
2015年(平成15年)3月の北陸新幹線金沢開業により信越本線がしなの鉄道に移管され、豊野駅の管理もしなの鉄道に移っています。
駅スタンプはJR時代のものです。図柄は「リンゴの里」と書かれリンゴが描かれていますが、豊野はフルーツ王国とも言われ特にリンゴの栽培が盛んです。また「つつじ山公園」は、樹齢100年を超えるつつじが山の斜面に植えられ、北信濃有数のつつじの群生地となっている公園です。
豊野駅の駅舎は2008年(平成20年)に完成した橋上駅舎ですが、駅の構内を見ていたら今から30年以上前の学生時代にサークルの夏合宿で訪ねたことを思い出しました。当時は木造駅舎で、この駅で長野からの列車を降り構内踏切を渡って飯山線の気動車に乗り換えた記憶があります。
ホームの配置を見ると当時の記憶と重なりますが、もう少し駅構内が広かくて賑やかだったような気もします。現在の飯山線の列車は全て長野駅発着ですが、当時豊野駅で乗り換えたということは、飯山線の列車は豊野発着だったのかな・・・。
駅舎は改築され当時の面影はありませんが、学生時代を思い出す懐かしいひと時でした。
このスタンプは2014年10月12日に押印しました。