勝沼ぶどう郷駅 (中央本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

勝沼ぶどう郷駅 ~ぶどうの丘~
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勝沼ぶどう郷駅 ~関東の駅百選認定~
 
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勝沼ぶどう郷駅は、1913年(大正2年)4月に勝沼駅として開業した中央本線の駅です。中央本線が甲府まで開通した1903年(明治36年)には駅はなく、ぶどうを出荷のため塩山駅まで持ち込んでいた勝沼周辺の人々が駅設置運動をして開設されたと言われています。駅名は1993年(平成5年)に勝沼ぶどう郷駅に改称され、名産品を駅名と抱合せた「走り」の駅でもあります。
 
駅スタンプは2種類ありました。八王子支社印は「ぶどうの丘」。関東の駅百選認定と記されたスタンプには「ぶどう」と「駅舎」が描かれています。
 
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勝沼は晴天日数が多く、冬には「笹子おろし」という乾燥した風が吹き付けることからワイン作りに適したぶどうを生産するのに好条件の地だそうです。
中央本線の下り列車は、山の中から甲府盆地の扇状地のてっぺんに出てきますので、勝沼ぶどう郷駅は勝沼の町より90mも高い位置にあり、駅からはスタンプに描かれた「ぶどうの丘」が一望できます。
 
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勝沼ぶどう郷駅沿いに咲く約600本の桜は「甚六桜」と呼ばれ、4月の上旬には素晴らしい光景が見られます。私も4年前にお花見で訪れたことがありますが、ちょうど駅に着いた時、桜のトンネルを抜けて115系上り列車が勝沼ぶどう郷駅にやって来ました。
 
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勝沼駅は開業当初はスイッチバック式の駅でした。1968年(昭和43年)にスイッチバックは解消されましたが、現在、旧駅の跡は公園として整備され、この時期はお花見が楽しめます。
都内では桜が散りつつありますが、勝沼の甚六桜もそろそろ見ごろは終盤でしょうか・・・。
 
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このスタンプは2014年8月24日に押印しました。
 
 
<関連スタンプ> 甲州市かつぬまぶどうきょう駅前観光案内所の記念スタンプ
 
勝沼ぶどう郷駅に併設されている観光案内所の記念スタンプです。
大日影トンネルは勝沼駅がスイッチバック式の駅だった時代の旧線跡で、散策することができます。
 
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