中軽井沢駅 ～奇景 鬼押し出し～
中軽井沢駅は、1910年（明治43年）7月に信越線の沓掛駅として開業しました。
沓掛は中山道六十九次の宿場の名前ですが、「沓掛」と言う地名は全国に見られます。旅人が難所を前にして沓（ワラジ）を履き替え、木にかけて道中の安全を祈った地であったことにちなむそうです。
中世からの地名を名乗った沓掛駅ですが「軽井沢」ブランドの人気はすさまじく、1956年（昭和31年）に中軽井沢駅と改称され、その4年後には正式な町名ともなっています。
駅スタンプには、浅間山の噴火によって流れ出した溶岩が風化してできた奇景が見られる鬼押し出しと噴煙をあげる浅間山が描かれています。
1997年（平成7年）にしなの鉄道に移管された中軽井沢駅は、2012年（平成24年）に橋上駅舎に建て替えられました。私が訪ねた時はまだ駅前広場の整備工事が行われている最中でした。
鬼押し出しは15年ほど前に見学したことがあります。園内には浅間火山博物館も併設されており、噴煙をあげる浅間山を目の前に大自然を実感しました。最近、日本各地で火山活動が盛んになっていますが、昨年の御嶽山のような災害が二度と起こらないで欲しいと思います。
このスタンプは2012年12月22日に押印しました。
＜関連スタンプ＞ 中軽井沢駅の信州花めぐりスタンプ
中軽井沢駅にはスタンプラリーで使用されたと思われるスタンプもありました。
また、駅スタンプは同じデザインで大小サイズ違いのスタンプがありました。
