池田駅 (根室本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

池田駅 ~ワインの里いけだ~
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池田駅は、1904年(明治37年)12月に開業した根室本線の駅です。同じ駅名が大阪府の阪急電鉄の駅にありますが、開業はこちらの方が8年ほど早く古い歴史があります。北海道の地名にはアイヌ語に因んだものが多くありますが、池田という地名は、徳川慶喜の5男として生まれ婿養子として池田侯爵家を相続・襲爵した池田仲博が、1896年(明治29年)に当地に開設した池田農場が由来となっています。
 
1910年(明治43年)にはのちの池北線となる網走線が池田駅に接続し、十勝と網走を結ぶ主要幹線としての機能を果たしましたが、北海道ちほく高原鉄道に転換された後、2006年(平成18年)に廃止されてしまいました。
 
駅スタンプには池田町の名産品であるワインと観光名所にもなっている池田ワイン城が描かれています。
池田町のワインの歴史は比較的新しく、1954年(昭和27年)に発生した十勝沖地震による被害に加え、その翌年からの2年連続の冷害による凶作からの脱却策として、ブドウ栽培とワイン製造への挑戦が始まりました。
 
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「地域おこし」「産業振興」としてワイン製造への挑戦が始まったのですが、厳寒地でも育つブドウへの品種改良に多大な努力と研究が図られ、国内で初めて自治体経営によるワイン醸造が始まったのです。
 
その中心となったのが外観から「池田ワイン城」と称される建物ですが、正式には「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」と言い、地下熟成樽やワイン製造についての展示、試飲コーナーなどもあり、現在では池田町の観光名所の一つになっています。
 
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池田ワイン城のある清見の丘からは池田駅を眼下に見下ろすことができます。
ちょうどこの時、釧路行きの特急「スーパーおおぞら」が発車していくところでした。
 
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このスタンプは2013年4月29日に押印しました。
 
<関連スタンプ> 池田ワイン城の記念スタンプ
 
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