ここ数年、友人が勤務している病院で内視鏡検査をお願いしています。
朝から下剤を飲んで一日何も食べずに検査に挑むので、決して楽しいものではありませんが、日本人の癌で一番多いのが大腸癌という事を考えると、やらなくてはいけないものです。

胃カメラは毎年、大腸鏡は二年に一度行わなったほうが良いそうです。

今年も異常なし。

検査後は1日ぶりの食事。
食べ過ぎてしまいました。


最近、歯科医院以外で顎関節症の治療をする施設がありますよね。
顎が歪んでるとか言って、顎をあれこれいじるのだそうです。
プラセボ効果というのがありますから、そんな治療でも治ったと感じる人もいるのでしょう。
が、歯科医から見れば、何が歪んでいて、何の歪みを治しているのかちんぷんかんぷんな治療です、

顎関節症の診断に関してはきちんとした基準が設けられており、我々はそれに基づいて診断し治療をします。
歯科医が顎関節症の治療をするのは咬合、噛み合わせが分かっているからです。

顎関節症の発症に関していうと、噛み合わせはあまり関係ないといわれています。
歯ぎしりが重要な要素であるのですが、噛み合わせに異常があっても顎に症状が出ます。
その噛み合わせの異常に対応出来るのが唯一、歯科医なのです。

これは歯に対して直接アプローチする治療ですから、顎をあれこれ動かして歪みがどうだとかいう話ではありません。
そもそも噛み合わせに関しては、顎の筋肉が決める筋肉位と歯がもっとも多くの歯と噛み合う咬頭嵌合位が一致する事により安定します。
この辺の理解が出来ていない人間が顎の治療をするというのは非常に危険な事です。

ですから顎の不調を感じたら、真っ先に歯医者に来てほしいのです。



新しく作った入れ歯に関しては、ひと月程度の調整期間が必要です。

特に今まで入れ歯を使った事がない患者さんは慣れる時間が必要になります。

よく言われるのが、自転車の運転です。

いきなり自転車を運転出来る人はいません。

練習をして気がつけば運転出来るようになっています。

義歯も同じです。

いきなり入れ歯を使える患者さんなぞいません。

義歯に慣れる、上手に使えるようになる為の時間が必要です。


http://www.takaban-dc.com/

顎関節症の症状の一つに口が開かなくなる、クローズドロックというものがあります。簡単に言うと顎のクッションがずれて口を開けるのを邪魔している状態です。クッションがずれて口を開ける時に引っかかってしまうのです。
その日のうちにマニュピレーションという適切な処置をすれば、ロックが改善されて元通り口が開く可能性があります。逆に時間が経てば経つほど、周囲の組織とクッションが癒着し、処置しても口が開くようにならず治療に時間がかかります。
ですから口が開かなくなってしまったら、すぐに口腔外科、または口腔外科医のいる病院を受診して下さい。クローズドロックを治せるのは噛み合わせに精通した歯医者だけなのです。
お問い合わせの多い親知らずの抜歯についてお話しします。

当院では初診時の親知らずの抜歯は行っておりません。
初診はレントゲン検査や歯周検査に充て、その次のお約束で抜歯を行っております。

抜歯は小手術。
精査して計画を立ててから行う必要があります。

抜歯後も傷の状態を診たり、抜糸する場合があります。
ですから、翌週から引っ越してしまう、海外に行ってしまうという場合には抜歯そのものが出来ない場合があります。

時間にゆとりをお持ちになってご来院下さい。

1970年代に「八つ墓村」という映画がヒットしました。
ラストで犯人が襲いかかってくる怖さと言ったら…

犯人は意外な人物で主人公も全く途中まで気づかないのですが、ある事がきっかけで気づきます。
それは小指の傷です。

義理の姉が犯人に襲われた際に犯人の左手の小指を噛み傷を作り、それが主人公が犯人に気づくきっかけとなるのです。

映画では正体を知られた犯人が豹変し、主人公に襲いかかるクライマックスが映画の見せ場の一つなのですが、小説では噛み切られた犯人はそれが原因で感染し死んでしまいます。

人間の噛む力は奥歯でだいたい自分の体重程度とも言われます。

本気で噛みついたら指などひとたまりもないですよね。実際は痛くて映画版のように元気に歩いたり、人を襲ったりはできないでしょう。
そして小説版の犯人を死に至らしめたものは敗血症と思われます。指の傷から感染し死に至る。こちらの方がより現実に近いのですが、映画だったら最後は犯人との対決が欲しいですから、演出上犯人に頑張ってもらったんでしょうね。

それにしても、映画の「八つ墓村」は傑作です。
見所満載のエンターテイメントです。

暑い日が続いています。

こういう時期は体調を崩しがち。

体調を崩すと出来るのが口内炎。

口の中って刺激が多いのと、細菌が沢山いる環境ですから、一度口内炎が出来ると治りづらい。

口内炎というのは粘膜にクレーターが出来た状態と考えていただくと分かりやすい。そのクレーターの表面に細菌がいて、治りを妨げている。ですから、表面の細菌がいなくなれば治る訳です。軟膏を塗ったりシールを貼ったり治療は色々あります。レーザーで焼いてしまったり。

でも、一番簡単に治るのはイソジンです。

イソジンでうがいをすると、クレーター表面の細菌が死にますから治るのがとても早いのです。ぜひ一度お試し下さい。


今日のランチは少し前に学芸大学にオープンした「饗膳麺 昌㐂」です。

いつも混んでいますが、お盆休みという事もあり空いていたので、チャンスとばかり入店してきました。

注文したのは、芳醇魚介鶏白湯らーめんセットです。

化学調味料を一切使わないながらも、しっかりパンチの効いたお味で美味しかったです。

チャーシュー丼も美味しかった。