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「欧州の農業はなぜ発展したのか。欧州の顛末」(前半)三橋貴明 AJER2024.2.6<br>

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

政府の債務超過拡大は国民の純資産拡大 国民の可処分所得を引き上げる具体策 [三橋TV第819回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/Am_mhp05TuA
 

 さて、毎度毎度お馴染みの国の借金でござます。
 もはや四半期の風物詩のようになっておりますが、財務省から国債(等)の数字が出るたびに、新聞・テレビといった大手メディアが、
「クニノシャッキン過去最大!」
 と、報じ、「このまままでは大変なことになる」と、国民の恐怖を煽り、緊縮財政に賛同させようとする。


 最近、繰り返している「単方向の思考」により、国民は、
「国の借金ということは、政府の負債。ということは、誰かの資産なのでは?(事実は、半分以上が日銀の資産)」
「政府が借りたおカネは、どこに行ったのか?(国民です)」
 といったことは考えず、思考停止的に危機感だけを募らせる。という恐怖プロパガンダ(Appeal To Fear)が続けられて、早くも28年。

国の借金、過去最大1286兆円 23年末、財政運営厳しく
 財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計したいわゆる「国の借金」が2023年末時点で、過去最大の1286兆4520億円になったと発表した。高齢化に伴う社会保障費の増大などを税収で賄えず、借金頼みの厳しい財政運営が続いている。
 借金の合計額は23年9月末比で10兆8404億円増加した。内訳を見ると、政府系金融機関などへの貸し付け原資となる財投債や政府短期証券は減少したものの、普通国債が1043兆7786億円と同16兆3657億円増えた。』

 時事通信が悪質なのは、「【図解】「国の借金」の推移」というグラフを合わせて掲載し、そこではバッチリ「国民一人当たり約1025万円」と記載しているところです。

 「国民一人当たり約1025万円」と書かれると、単方向の思考により、多くの国民は、
「自分が1000万円以上の借金をしている!」
 と認識してしまい、恐怖を覚えてしまうわけですね。

 

 でもね、それ、完全に嘘ですから。
 

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皇統論第六十回「頼朝の首を墓に供えよ」、歴史時事第六十回「華夷秩序の崩壊」が配信になりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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 貴方は借金をしていません。いや、している人がいるかも知れませんが、「クニノシャッキン」とは無関係です。


 むしろ、政府が「クニノシャッキンを増やした分、貴方の銀行預金残高が増えています。
 

 まずは、政府の国債を誰が持っているのか?

【2023年9月末時点 日本国債保有者別内訳】


http://mtdata.jp/data_88.html#hoyu

 御覧の通り、半分以上が日本銀行になっていますが、それ以上に重要なのは、
政府が国債を発行し(財務省的に言うと借金し)た時点では、貨幣(日銀当座預金)を持っているため、純負債は変化しない
 という点です。


 皆さんが100万円を借りた瞬間、「100万円の貨幣」という資産と「100万円の借入」という負債を同時に持つことになり、純資産は(純負債も)変化しない。当たり前ですよね。


 そして、政府は国債発行で借りた貨幣を「使う」。政府の手元から資産(日銀当座預金)が消え、負債(国債)だけが残るため、純負債(債務超過)が拡大する。


 その使われた貨幣は、どこに消えたのか? 国民の銀行預金となっているのです。

【日本の政府の長期債務残高の推移(兆円)】


http://mtdata.jp/data_88.html#saimuzandaka

 財務省の資料によると、政府の長期債務残高は2023年度末に1970年度の177倍強に達します。
 

 二倍や三倍ではありません。177倍です。なぜ、「クニノシャッキン」が半世紀前の177倍に達したにも関わらず、「ザイセイハタ~ン」しないのでしょうか。理由は、177倍に「膨れ上がった」クニノシャッキンとやらは、単に、
「過去に政府が国民の供給した貨幣」
 の記録
に過ぎないためです。


 つまりは、メディアは「国民に供給された貨幣が史上最大になった!」と、煽っているわけです。
 

 この「クニノシャッキン」プロパガンダにより、このままでは日本国は亡びます。あまりにも情けない・・・・。何とかしよう。

 

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