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「何故、現在の実質賃金のグラフが岸田内閣を苦しめているのか?」(前半)三橋貴明 AJER2023.11.28
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

どうするんだよ、これっ!パリ協定と電力自由化が日本にもたらす悪夢 [三橋TV第795回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/rMy_GvD0AS4

 先日の三橋経済塾第十二期第十二回(最終回)のゲスト講師、佐藤健志先生の講義は、現在の日本の政治の「心理的な構造」を明らかにして下さいました。


 特にインボイス問題について顕著だったのですが、政府はどれだけ反対運動が盛り上がり、反対のオンライン署名が史上最大の54万筆集まったにも関わらず、
「丁寧に説明していく」
 と、繰り返すだけで、強行した。


 佐藤先生が指摘されていましたが、「丁寧に説明していく」とは一見、相手に寄り添っているように思えますが、何のことはない。


「お前ら反対派の主張は無視する」
 と言っているのも同じなのですよ。


 つまりは、最近の日本政府は政策に対する反対が高まった場合、本来やるべき「合意形成の努力」を放棄し、意地になって強行し、収拾のつかない自滅的な崩壊に至るというパターンを繰り返しているのです。(あ、大阪維新の会も同じ)


 結果、岸田内閣の支持率は壊滅的な状況に至りました。

岸田内閣支持率16% 不支持率79% 毎日新聞世論調査
 毎日新聞は16、17の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は、11月18、19日実施の前回調査(21%)より5ポイント減の16%で、内閣発足以来最低を2カ月連続で更新した。不支持率は前回調査(74%)より5ポイント増の79%だった。
 調査方法が異なるので単純比較はできないが、支持率が20%を下回るのは、菅直人政権下だった2011年8月(15%)以来。不支持率79%は、毎日新聞が世論調査で内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来、最も高い。(後略)』

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中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
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 不支持率が史上最高。支持率は16%。自民党の支持率は7ポイント下落の17%。


 まさに、自滅、ですが、本当に危ないと思うのは、ここまで「政治」が壊れてしまうとなると、
「国民のための政治をやろう」
 ではなく、
もう知ったことか! 支持率が低い現実の方が間違っている
 と、ますます意固地になって国民を苦しめる政策を「強行」していく可能性が濃厚であることです。


 言論活動をやっていれば分かりますが、「反発する意見」を受け入れ、いなすには、余裕が必要なのですよ。


 余裕がない人は、SNS上で喧嘩ばかりするでしょ。ちょっとした「わずかな違い」を理由に、ぶつかり合う。相手を汚い言葉で誹謗中傷し、攻撃する。


 余裕がないからですよ。


 今の岸田内閣と同じです。


 SNSで攻撃ばかりを繰り返している人が、果たして「(自分とは異なるが)正しい意見」を受け入れるでしょうか。無理ですね。


 少しでも「自分が間違っている可能性」を指摘される(あるいは指摘されたと感じる)だけで、怒り心頭に発して罵倒を始めることになります。


 わたくしがX(旧ツイッター)やブログ、Youtubeのコメント欄で「議論」しないのは、↑こんな人たちとコミュニケーションを交わしても時間の無駄だからなんですよ。だって貴方、絶対に変わらないし、意見も変えないでしょ。


 恐ろしいことに、現在の岸田内閣はSNSで口汚く罵倒を繰り返す人たちと同じメンタル構造になっている。だからこそ、危険なのです。
 

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