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「何故、現在の実質賃金のグラフが岸田内閣を苦しめているのか?」(前半)三橋貴明 AJER2023.11.28
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

狂気の省庁 社会保険料を引き上げ、それを理由に社会保障費削減を推進する! [三橋TV第790回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/PhDO_scw-2Y

 日本は原発を再稼働しなければならない。に、対する反原発派の反論が乏しい(というか、無い)ことを、少し寂しく思っていますよ。


 ちなみに、今回のCOP28では、
「2050年までに世界で原子力発電三倍」
 が採択され、日本も賛同しました。


 日本の反原発派の皆さん。ほら、世界で「はんげんぱ~つ~」と、シュプレヒコールを上げながら放浪してきてください。日本が原発を再稼働せず、あるいは新設せずとも、世界中で原発が新設されていくよ。


 というか、原発なしに、どうやって2050年のカーボンニュートラルを実現する気なの? 煽りなしに聞くよ。どうするつもりなの? 魔法でも使うの?


 ちなみに、わたくしは別に原発推進派ではありません。だって、電力なんて、火力発電にせよ原発にせよ、水力にせよ、風力にせよ、何らかのエネルギーを使ってタービン回して、発電しているに過ぎないんですよ(太陽光は別)。


 そのエネルギー源が何でも、どうでもいい。


 とはいえ、パリ合意で火力発電増強が困難になる中、しかも風力や太陽光といった再エネが「時間の偏在性」という問題から逃げられない状況で、どうやって日本の電力サービスを維持する気なんだよ。原発なしに。


 もちろん、風力や太陽光で発電した電気を「必要量が貯蔵できる蓄電池」が存在すれば別です。その時は、わたくしも「原発停止しろ!」と叫びましょう。


 でもね、ないの。現実の世界で、最も有効な蓄電池は、揚水発電なんだよ。そして、揚水発電は、建設場所が限られてしまう。


 どうするんだよ、反原発派。日本が「パリ合意」と「エネルギー安全保障」の両立を原発なしで実現する道を示してくれよ。


 まあ、どうせ、何も考えていないんだろうけどね。

 

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中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
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「地元の理解を得ながら再稼働を」西村康稔経産相が浜岡原子力発電所を視察 津波対策の防潮堤など確認
 経済産業省の西村康稔大臣が12月4日、静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所を訪れ、視察しました。
 西村経済産業大臣は4日、中部電力の林欣吾社長立ち会いのもと、津波対策として建設された高さ22mの防潮堤などを視察しました。
 中部電力は、南海トラフの巨大地震に伴い、最大クラスの津波は、現在の防潮堤を超える22.7mに達すると想定していて、原子力規制委員会の審査が続いています。
 一方で、政府は2023年に入って、原発の運転期間を事実上60年を超えても認めるなど、「原発の活用推進」に方針を転換しました。(後略)』

 いや、今頃、何を浜岡に視察に行っているんだよ。遅いよ!

 

 ちなみに、わたくしは2012年に行っているよ。その後も、浜岡の状況は常にウォッチしているよ。

【耐震補強】浜岡原子力発電所 取材特集~浜岡原発は今[桜H24/8/14]
https://www.nicovideo.jp/watch/so18612588

 日本で原発再稼働が遅々として進まないのは、地元の問題「以前」に、原子力規制委員会が相変わらず「原発再稼働は認めない」という基本方針に基づき、ひたすら後出しジャンケンで再稼働を妨害しているためです。


 ちなみに、東京電力の柏崎刈羽原発が再稼働していれば、昨年の「322」は起きませんでした。


 こういうことを書くと、
「お前は原発がある地域に住んでいるのか!?」
 といった、意味不明な反発を受けるのですが、それは地元の問題。規制委員会が再稼働を認めた後に、地元の方々が反発したとしたら、それは議論する必要があるよね。


 でもね。今の問題は、地元云々以前に、規制委員会が非合理的な「反・再稼働」を継続していることなんだよ。それは「国政」の問題でしょ。


 日本のエネルギー安全保障を真剣に考えているならば、国会議員は「グローバルスタンダード」に合わせて、
「稼働しながら審査する」
 という当たり前のやり方を、規制委員会に指導する必要があります。そのためにも、法律を変えるんだよ。


 今こそ、政治力を使うべきだ。

 

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