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「財務省が岸田内閣を見限った!爆発した神田爆弾」(前半)三橋貴明 AJER2023.11.21
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

財務官僚が認めてしまった! 「税収増の還元」と「債務償還費」の嘘 [三橋TV第786回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/lvltWFuaKYw
 

 マスコミ報道が、麻生政権末期のようになってきました。
 

 とにかく、積極財政の政党や政治家にダメージを与えるべく、誤報だろうが何だろうが、お構いなしに次々に報じる。真偽なんて、どうでもいい。記事の中身もどうでもいい。次々に報じれば、過去の報道の真実性など誰も気にしなくなり、悪しき印象だけが蔓延していく。


 ほら来た、と思いましたよ、さすがに。

閣僚ら「高額会食」120件 岸田首相の団体、懐石料理店に90万円
 総務省が24日に公表した2022年分の政治資金収支報告書では、第2次岸田再改造内閣の首相と政務三役(辞任した3人を含む)のうち10人が代表を務める政治団体で、飲食や会合などの名目で1件当たり10万円以上支払ったケースが計120件あった。物価高で岸田文雄首相の経済政策に厳しい視線が注がれる中、首相の団体は懐石料理店に約90万円、高級中華料理店に約50万円などの支出があり、市民感覚とのギャップが浮き彫りになった。(後略)』

 どうでもいいわ。


 というか、岸田総理や閣僚が90万円、50万円の支出をしたということは、その分、料亭や中華料理店で働く「国民」の所得が生まれたという話だろ。


 逆に、総理や閣僚がおカネを使わなかった場合、その分の所得は生まれなかった。


 とはいえ、多くの国民は、
「総理がおカネを使えば、誰かの所得が生まれる」
「自分の所得は、誰かがおカネを使ったことで生まれる」
 といた「事実」を知らないというか、「そんなこと考えたこともない」でしょうから、上記の記事を読み、
「岸田総理は庶民的ではない」
 と認識し、さらに支持率が下がることになります。
 

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中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
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 この「庶民的」というのは、なかなか効果がある政治的アピールで、前総理の菅義偉が、秋田の豪農の息子であるにも関わらず、「貧困からのし上がった」をアピールし、さらには「パンケーキ」を食べる映像を流すことで「庶民派」を気取ったのはご記憶の通り。

 

 逆に、麻生政権期には麻生総理(当時)が「非・庶民派」のイメージを徹底的に植え付けられ(まあ、確かに庶民じゃないけど)、総選挙敗北に追い込まれた。

 

 今後は岸田文雄に対する「非・庶民派」のイメージ醸成の報道が続くことになるでしょう。


 岸田内閣は、
「(中身はショボいが)所得税減税やトリガー条項凍結解除といった方向性が正しい政策」
 を推進することで、悪意ある報道にさらされ、同時に、
「クニノシャッキンをまた増やすのか~っ!」
 という攻撃を野党やマスコミから受け続け、内閣支持率は一桁に向けて降下していくことになるでしょう。


 そして、自民党内に「積極財政がいけない」という空気が蔓延し、積極財政派は隅に追いやられ、「緊縮財政の与党 対 緊縮財政の野党」の構造で総選挙。というのが、財務省が望む(国民にとっての悪夢の)シナリオでしょう。


 そうさせないためには、どうすれば良いのか。「何が正しい政策なのか?」を見極めなければならない。


 というか、見極める、といった大げさな話ですらない。国民の可処分所得が減少している以上、政治家は国民の所得を増やせ。以上。で、ございますよ。
 

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