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「財務省が岸田内閣を見限った!爆発した神田爆弾」(前半)三橋貴明 AJER2023.11.21
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

炸裂した神田爆弾 財務省はここまでやるんだよ![三橋TV第785回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/rHr57YyhMDY
 

 財政制度等審議会(財務省)の診療報酬引き下げ案に、当たり前ですが、日本医師会は猛反発しています。
 

 といいますか、コロナ禍において、命懸けで国民のために過剰な労働を強いられた日本の医療サービス従事者に対し、
「給料下げるわ」
 などと、よくも言い出せるものです。

医師会、財制審建議に反発 診療報酬マイナス改定案巡り
 日本医師会の松本吉郎会長は22日の記者会見で、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が20日にとりまとめた意見書(建議)で診療報酬のマイナス改定を求めたことに反発した。
 「安全かつ質の高い医療を安定的に提供するには診療報酬の思い切ったプラス改定しかない」と述べた。「新型コロナウイルス禍で頑張ったところから召し上げるのは、通常医療と両立して頑張った医療従事者の心が折れる建議だ」とも語った。
 松本氏は「医療は税金だから(診療報酬を)引き上げないというのは無理がある」と主張。運輸業や情報通信業などの公共サービスも値上げしていると例に挙げ、医療界も同じ状況だと理解を求めた。(後略)』

 今後、確実に日本国内で、
日本の病院は、コロナ禍で過剰な利益を国民から吸い取った。コロナでぼろ儲けした。結果、国民の社会保険料の負担が重くなっている。よって、医者の給料を引き下げる診療報酬引き下げに踏み切るべきだ。既得権益の医師会を潰せ!
 といった、おぞましいルサンチマン・プロパガンダが展開されることになるでしょう。

 

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中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 財政制度等審議会は、すでに、
「(引用)診療報酬をマイナス改定すれば保険料負担を軽減でき、手取り収入の増加につながる」
 と、まさに、
手取り収入が少ないのは、診療報酬型過ぎるせいだ
 というレトリックを使ってきています。


 いや、いや、いや。社会保険料が高すぎ、可処分所得(手取り収入)が小さくなっているならば、社会保険料を減免すればいい。ただ、それだけの話です。
 

 それにも係らず、「診療報酬が高すぎる」「医者はコロナ長者になった」といったレトリックを活用し、「国民 対 医師会」の構造に持ち込み、緊縮財政(診療報酬引き下げ)を実現しようとする。
 

 この手のプロパガンダに惑わされるのは、もうやめてください。
 

 コロナ禍で業務が増え、多くの病院の所得が増えたのは確かでしょうが、となると、あれか。コロナ禍といった非常事態においては、医者はボランティアで命を賭けろ、とでも言いたいのか?
 

 しかも、所得が増えた医療サービス従事者が財やサービスを購入してくれれば、皆さんの所得も増えるでしょうに。


 逆に、診療報酬を削り、医療サービスの所得を減らしたら、皆さんの所得も減る。何しろ、財やサービスの購入が減少してしまうのです。
 

 それにしても、財務省、岸田内閣や自民党の支持率が超低迷している「このタイミング」で、医師会の政治力を逆なでするような「診療報酬マイナス改定」を言い出すとは
 

 もう、いいですよ。医師会の皆さん。自民党を支持するのはやめましょう。何しろ、自民党を支持し、献金し、国民のために命がけでコロナ禍に立ち向かった結果、自分たちの給与が減らされるのです。どんなマゾヒストなんだよ、という状況なのですよ。
 

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