株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「全銀システムの障害と供給能力の崩壊」(前半)三橋貴明 AJER2023.10.24
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

驚愕! JNN調査「望ましい経済策は消費税減税」が四割強! [三橋TV第784回] 三橋貴明・saya


https://youtu.be/tSGG-axxg0s
 

 所信表明演説前、西田昌司参議院議員が、木原誠二幹事長代理と連れ立ち、岸田総理を訪ね、
「減税を打ち出すなら所得税ではなく消費税です。これは演説にも盛り込むべきです」
 と進言し、総理は「わかった」と首を縦に振ったにも関わらず、実際はまったく反映されなかった件を暴露したり、高市早苗経済安全保障担当大臣が、議員連盟『日本のチカラ』研究会に参加したりと、政治が動き始めている感じがします。


 各メディアの世論調査で、岸田内閣の支持率が軒並み20%前半に落ち込んでいる以上、当然といえば当然な気がします。西田さんや高市さんが何を考えているのかは、分かりませんが。

逆転チャンスも〝スルーパス見逃した〟岸田首相、菅義偉政権末期とそっくり…消費減税に踏み切れず「終わりの始まり」
 「われわれとしては、岸田首相にスルーパスを出したつもりだった。あとは、岸田首相がボールを蹴りさえすれば、間違いなくゴールは決まっていたはずだ。ボールに足を合わせるだけで良かった。にもかかわらず岸田首相は、このスルーパスを見逃してしまった。かえすがえすも残念で仕方がない」
 自民党の積極財政派グループ「責任ある積極財政を推進する議員連盟(積極財政議連)」の共同代表を務める、中村裕之衆院議員がこう言って嘆く。(後略)』

 10月5日、自民党の責任ある積極財政を推進する議員連盟が消費税減税、社会保険料減免を含む提言を提出しました。
 今にして思えば、あれは確かにスルーパスだった。
 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 改めて、提言の骨子は以下の七つ。


一、消費税や所得税の減税措置及び、社会保険料の減免措置を行うこと。
二、事業者に対し、柔軟な資金繰り・経営支援を継続すると共に、コロナ融資返済の猶予・減免策を講じること。
三、「地方創生臨時交付金」の引き続きの交付と、「地方交付税交付金」の安定的増額を実現すること。
四、食料安全保障関連予算を別枠で確保し、農林畜産水産関連予算全体を大幅に増額すること。
五、サプライチェーンの強靱化を図るため、国内における生産拠点の設備投資を支援すること。
六、子育て支援金の継続給付や児童手当の対象拡大、奨学金の返済免除や減免策など、子育て世代の負担を減らす抜本的な支援を行うこと。
七、国土強靭化5カ年加速化対策を早期に改定し、次期法定計画の総額を18兆円に拡大し、インフラ老朽化対策を加速すること


 上記の内、消費税減税、社会保険料減免、奨学金返済減免は、これは間違いなく少子化対策です。


 消費税減税により実質賃金を引き上げ、雇用不安低下を解消に向かわせ、社会保険料減免や奨学金返済減免で可処分所得を引き上げる。


 つまりは、積極財政議連の提言こそが「異次元の少子化対策」だった。


 しかも、今回の経済対策は、「物価高騰対策」「デフレギャップを埋める」「低所得者に手厚い」政策であるべきだと、誰もが主張していた。となれば、消費税減税以外の選択肢はあり得ない。


 加えて、国民側も過半数が消費税の減税を望むような状況になっている。岸田総理大臣にとって、最低でも「消費税減税」以外の選択肢はなかった。


 それにも関わらず、岸田総理は積極財政議連が出したスルーパスを見逃した。


 いや、見逃したのではありません。何しろ、西田・木原コンビが、総理に直接「消費税減税以外にあり得ない」と伝えている。
 それにもかかわらず、岸田総理は消費税減税から目をそらした。つまりは、スルーした。


 積極財政議連の絶好のスルーパスは、見逃されたのではなく、スルーされたのです。


 恐らく、先日の所信表明演説がラストチャンスだった。ラストチャンスにも関わらず、財務官僚が書いた原稿を読むことしかできなかった岸田総理大臣は、総理大臣でいる資格はないし、間もなくその地位を失うことになります。真っ当に。
 

「今こそ消費税減税を実現しよう!」に、ご賛同下さる方は、

↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。

◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。

㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。