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「全銀システムの障害と供給能力の崩壊」(前半)三橋貴明 AJER2023.10.24
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

アウトソーシングの終焉 赤字になる仕事は受けるな! [三橋TV第781回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/TzIsoxBQ1uY
 

 昨日は、もの凄いタイミングで、名古屋の税理士関連団体で講演してきました。わたくしが行きの新幹線に乗っていた頃、名古屋税理士会所属の神田憲次が財務副大臣を辞任しました


 講演後の懇親会で名古屋の税理士の皆さんと親しくお話させて頂いたのですが、神田憲次の滞納、追徴の繰り返しは税理士会で有名で、滅茶苦茶に評判が悪かった、と。


 何しろ、名古屋税理士会の会員であるにも関わらず、税理士会に後援会すらないのです。(これは、異様)

「明らかに異常」「情けない」 副大臣辞任の神田氏、地元からも批判
 過去の税金滞納と差し押さえなどが問題となっていた自民党衆院議員で財務副大臣の神田憲次氏(60)=愛知5区=が13日、副大臣を辞任した。愛知県内からは厳しい声が相次いだ。
 「国民に納税の義務をお願いし、それを執行する任にあたるものとして許されざること。4回も滞納したというのは明らかに異常で、意図的だったと捉えられても仕方ない」(後略)』

 いや、異常なのは、神田憲次が九月の内閣改造で、財務副大臣に就任できたことです。何しろ、身体検査に引っかからないわけがない。


 神田自身は財務副大臣が希望だったらしく、地元の某氏に、
「今回、副大臣に就任できるかも知れないが、できれば財務が良い」
 と、話しています。


 本人の希望があろうとも、滞納と追徴を繰り返してきた「税理士」が、財務副大臣になれるはずがない


 でも、なった。


 ということは、誰かが神田の身体検査の結果を握りつぶし、岸田総理大臣に「問題ありません」と報告したことになる。

 

 誰が?

 

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中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
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 もちろん、財務官僚でしょう。何しろ、岸田総理大臣の周囲を囲んでいるのは財務官僚たちです。彼らは、岸田総理大臣の眼鏡に映るもの、「聞く力」を発揮する方向を完全にコントロールしています。


 恐らくというか、確実にこういう流れでしょう。


 岸田内閣が繰り返す増税、さらには増税検討により、国民の批判が高まってきた。そのタイミングで、内閣改造。


 財務省は、「将来の岸田の裏切り」を恐れた。つまりは、
「まさか、減税なんて、言い出さないだろうな・・・・」
 という恐れを受け、内閣改造の時点で「爆弾」を仕込んだ。すなわち、絶対に「財務」関連の仕事をさせてはならない神田憲次を、副大臣に推した。過去の滞納、追徴等の情報は、岸田総理には伏せられた。


 そして、実際に岸田総理は所得税減税を言い出した。この時点で、財務省は岸田を見限り、「国民の受けが悪い減税路線」に誘導し、同時に爆弾を破裂させた。


 何しろ、「この」タイミングで神田憲次のスキャンダルです。他に考えようがない。


 財務省は、ここまでやる、のですよ。財務省を変えることができるのは政治家だけですが、その政治家とのパワーゲームにおいて、財務官僚は異様な能力を発揮するのです。


 これが、現実です。


 財務省から財政主権を奪い返さなければならない。そのためには、「ここまでやる」財務官僚と血みどろの政治ゲームを繰り返すしかないのです。

 

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