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「全銀システムの障害と供給能力の崩壊」(前半)三橋貴明 AJER2023.10.24
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

恋愛強者は所得強者 この残酷な現実を前に・・・ [三橋TV第780回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/YhMrmZE6cqg


 ある「政府に食い込んでいるエコノミスト」の方から聞いたのですが、岸田文雄総理大臣は、「あれ」でも、財務省からは、
「言うことを聞かない総理」
 と思われている
とのことです。


 いや、そうなってしまうと、「財務省の言うことを聞く総理」って、どれだけ媚財務省なんだよ、と、思ったわけですが、「彼ら(財務官僚)」の認識では、そうなるのかも知れません。


 財務官僚にとって、「増税」は人生なのでしょう。岸田というザイム一族が総理になり、
「これは、やりたい放題できるぞ!」
 と、歓喜し、温めていた増税メニューを次々に提示したところ、「増税メガネ」というレッテルを貼られ、しかも総選挙が近い。当然、自民党議員が騒ぎ出すことになるわけで、慌てて「所得税減税(ショボく、時期が遅く、国民分断を図る)」を言い出した。必然、国民は反発し、さらに財務官僚からの攻撃が始まった。


 所信表明演説で、「税収増を国民に還元する!」とぶっちゃけたところ、財務大臣(=財務省)に、
「過去の税収増は当初予算や補正予算の編成を通じ、政策的経費や国債償還などにすでに充てられている」
 と、根底から否定されてしまう。


 いや、そりゃそうだよ。税収は「財源」ではない。単に、国債償還(国庫短期証券含む)に回っているだけ。「税収増の還元」などありえない、と、事実を申し上げてきましたが、まさか財務省までもが裏切り、正しいことを言い出すとは思っていなかった。
 

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中国共産党のプロパガンダ「南京事件(南京大虐殺)」とは、何だったのか? 「南京安全区」の実態を把握することが南京事件の完全な解明につながります。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
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岸田首相は「“増税メガネ”というより“増税パペット”」黒幕・財務省の次なる一手は「元財務事務次官」の全国行脚。減税はさらなる増税の下地つくりか…
「増税メガネ」というあだ名がよほど気に入らないのか。岸田首相は国民からの大バッシングを受けて、所得税減税を実施することを表明した。しかしその中身は、一人当たり4万円の定額減税であり、しかも実施時期は来年6月。今回の減税は物価高対策という趣旨も含まれているが、その規模のショボさもさることながら、実施時期の遅さが、かえって「増税メガネ」批判を高めることにつながってしまった。(後略)』

 随分とまともな論説だなあ、と思っていたら、室伏先生でした。

『(引用)元財務事務次官の矢野康治氏は、増税・緊縮を訴える講演で全国を回っているようだ。すでに財務省職員ではない者が、自らの意思のみで動いているとは考えにくく、財務省からの要請を受けてのものである可能性が高いのではないか。「元財務事務次官」という経歴の後光効果で、増税・緊縮を受け入れることを国民に浸透させるには、うってつけの人選だといえる。』

 これが、現実ですよ。財務「省」は、OBですら緊縮財政のために邁進する。逆に、財務省OBが現役の財務官僚を緊縮財政路線に縛り付ける。


 この「構造」が、現在、日本を滅ぼそうとしている。


 でもね、矢野に限らず「顔」は明らかなのですよ。


 現在、参院で積極財政派の攻勢がかけられており、財務官僚は追い込まれつつあります。


【財務省が間違った『財政観』を改めない限り岸田内閣は沈没する!!(参議院財政金融委員会質問 令和5年11月9日)】

 西田先生も、もはやこのまま岸田内閣が続くとは思っていないでしょう。

 

 矢野康治は全国を回り、緊縮財政のPRに賢明ですが、「天動説が地動説に変わる」直前のキリスト教司祭にしか見えません。まあ、頑張って。


 むしろ、お前の論文こそが、現在の「財務省批判」の始まりになった。記事を見ていると、とにかく「財務省が悪(合っていますが)」という記事で溢れかえるようになった。


 こうしたかったんだよ、わたくしは。


 財務省主権国家から脱するためには、「財務省が諸悪の根源」という事実を国民に周知するしかなかったんだ。(おかげで「財務省陰謀論」とか、妙なレッテル貼られた)成功しつつある。


 ここに至るまで十五年かかった。あと、少しだよ。

 

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