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「全銀システムの障害と供給能力の崩壊」(前半)三橋貴明 AJER2023.10.24
令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。
短期的減税と引き換えに恒久増税を狙ってる 増税メガネの党に投票するな[三橋TV第779回] 三橋貴明・高家望愛
凄いな、宮沢洋一(自民党税調会長、元・大蔵官僚)。古巣(財務省)の「岸田潰し」に加担しているようにしか見えない。
一応、総理の親戚なんだろうに・・・・。
先日の「扶養控除縮小」に続き、所得税の定額減税を「一年のみ」と強調。
自民党内では、「1年限りと決定しているわけではない」(自民の萩生田光一政調会長)といった意見が出始めているのですが、全否定。
さらに、宮沢は「資本金1億円超」が基準となっている外形標準課税の適用基準について、「拡大」の意向を示しました。つまりは、中小企業向け増税です。
従兄弟(岸田総理)が「増税メガネ」に苦しんでいる状況で、
「扶養控除は縮小」
「所得税減税は一年のみ」
「外形標準課税強化」
と、二代目増税メガネと化し、増税を叫ぶ。総理の増税メガネの印象を、払拭するどころか強化する。
まあ、総選挙が近いとは言っても、宮沢は参議院議員ですからね。
『所得税減税「還元ではない」 自民・宮沢税調会長 赤字国債頼みに警鐘
自民党の宮沢洋一税制調査会長は7日、日本経済新聞のインタビューで所得税減税に関し、岸田文雄首相が唱える「税収増の還元」との立場はとらないと明言した。厳しい財政状況のもと国債発行に頼る姿勢に警鐘をならした。(後略)』
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(※本動画は一般動画サイトの削除対象になってしまうため、本「経世史論」でしか視聴できません)
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後略部で、宮沢は、
「『還元』とはいっても税収は全部使ったうえで、国債を発行している。それは還元ではない。」
と、税収増の「還元」という考え方は間違っているという認識を示しています。
それはまあ、税収は(昨日の財務大臣の答弁の通り、国債償還に使ってしまっているため、「税収増の還元」など不可能です。金貨、銀貨の世界ではないのですから。
とはいえ、岸田は10月の所信表明演説で、
「税収の増収分の一部を公正かつ適正に「還元」し、物価高による国民の御負担を緩和いたします」
と、語ってしまっているのです。
わたくしは、当時から「税収増の還元」など(物理的に)不可能と主張してまいりましたが、このタイミングで財務大臣(※財務省)や税調会長が指摘し始めるとは。
いや、知っていたなら、岸田が「税収増の還元」などと言い出した時点で、間違いだと教えてあげろよ。
まさかと思いますが、財務官僚自らが、
「総理! 税収増の還元ですよ」
と、吹き込み、中途半端で国民の怒りを買う減税路線に走らせ、支持率が下落したタイミングで、鈴木や宮沢に「いや、還元なんてできないから」と言わせ、さらに足を引っ張ろうとしている、なんてことはないですよね。
あの連中の場合、やりかねないんですよ。いや、ホントに。
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