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「お笑い大阪万博とんでもないことになってるぞー」(前半)三橋貴明 AJER2023.9.12
 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

人類の狂気! 「アイヒマン」と全く同じ感覚の財務官僚が最も恐れる事態[三橋TV第766回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/YAOHDjRKzpI

 自民党の責任ある積極財政を推進する議員連盟(以下、積極財政議連)による「消費税減税」の提言が、各所に波紋を広げているようです。


 中村裕之議員(積極財政議連の共同代表)が、三橋TV第723回で語っていた通り、自民党では、
「消費税減税の議論すらタブー」
 な状況だったのですよ、少し前までは。


 それが、若手中心に100名の国会議員が所属する積極財政議連が消費税減税を提言した。


 となれば、消費税増税を推進してきた、消費税をあたかも「できの悪い子供」のごとく崇め奉っている連中は、どうするでしょうか。消費税減税の提言を「選挙対策だから(笑)」と、矮小化し、貶め、なかったことにしようとするのです。


 その際に、
「現在の日本にとって、物価対策や実質賃金引上げが必要で、そのためには消費税減税(廃止)が最適な政策である」
 といった議論は「しない」方向にもっていこうとするわけです。


 民主制における政治を変えるのは議論です。その議論を封じてしまえば、状況は変わらない。

自民党からもあがる「消費減税」国民の支持広がるも「財務省ベッタリ」岸田政権での可能性はゼロ
 衆院の解散総選挙が近いという見立てなのか、永田町では消費税の減税や撤廃の声が、にわかに高まっている。
 「10月4日に、自民党の若手議員100名ほどが名を連ねる『責任ある積極財政を推進する議員連盟』が『20兆円規模の財政出動と消費税の減税』を提言しました。そのなかに『物価高対策として消費税の5%への減税、食料品など8%の軽減税率が適用されている商品は時限的に消費税率ゼロ』がありました。
 あるベテラン議員は『選挙目当てのパフォーマンス。言わせておけ』と苦笑していましたが、6日には国民民主党の榛葉(しんば)賀津也幹事長も、定例会見で『緊急経済対策案』を発表し、そのなかに『一律5%への消費税率引き下げ』が盛り込まれると、SNSには多くの意見が書き込まれるようになりました」(政治担当記者)(後略)』
 

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超絶的に面白い! 三橋先生と竹倉先生の縄文・弥生談義。日本人の男性は、縄文時代からやっていることが変わらないという衝撃の真実。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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 『選挙目当てのパフォーマンス。言わせておけ』

 すげえ。自民党の腐敗を、ここまで露骨に表現するセリフは、そうはありません。


 民主制は「議論」が中心であるにも関わらず、自分たちが「大事に育てた」と妄想している消費税の減税を議論したくないために、
「ああ、あれ? 所詮、選挙対策だから(笑)」
 と、矮小化して議論封じに走る。


 議論しないなら、お前↑いらないから、さっさと議員辞職しろ、「あるベテラン議員」よ。


 議論を拒否する姿勢こそが、民主制における最悪の腐敗です。賄賂を受け取るよりも、議論封じの方が「悪」です。何しろ、民主制とは「議論の上に、多数決」が根幹なのですから。


 そもそも、今回の提言は、岸田内閣が「経済対策を議論してほしい」と、自民党に求めたからこそ、なされたわけです。選挙のタイミングは、関係ありません。


 それにも関わらず、「痛いところ」である消費税減税の提言を「選挙目当て」と切り捨てる連中が、自民党の「ベテラン議員」たちなわけです。


 消費税減税、廃止の議論を絶やしてはいけません。


 消費税の減税など、できるはずがない? ならば、全てを諦めて政治・言論活動をやめればいい。わたくしは諦めませんよ。
 何しろ、防衛費が対GDP1%を超える日が来るなど、三年前までは夢にも思っていなかったわけです。世の中は、変わるんだよ。

 

「消費税減税の議論を拒否する議員は辞職せよ!」に、ご賛同下さる方は、

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