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「お笑い大阪万博とんでもないことになってるぞー」(前半)三橋貴明 AJER2023.9.12
令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。
◆◆◆一般参加可能な講演会のお知らせ◆◆◆
第100回AT-1 / 大経連お披露目祭り 9月23日(土) 13:30(開場12:45) ※懇親会18:30〜20:30
会場:東京プリンスホテル / 2階 鳳凰の間
日本政府一般会計歳出において 唯一の国民を殺す予算 [三橋TV第754回] 三橋貴明・高家望愛
信じがたい話ですが、現時点で大阪万博のパビリオン建設の仮設建築物許可を申請した国はゼロ。唯一、関西万博日本政府館(日本館)のみが起工式が行われました。
基本計画を出しているのが、韓国、チェコ、モナコの三カ国のみ。このままでは、大阪四博になってしまいますな。
ちなみに、大阪万博について、日本の判断で中止、延期することはできません。中止のためには、パリの国際博覧会で「全会一致」の決議をしなければなりません。延期は、三分の二が必要。
さすがに、日本側から中止の申し出はできないでしょう。せめて、延期の申し出をするべきタイミングだと思います。
『最終手段は「タイプX」 本当に間に合うのか 万博海外パビリオン
2025年大阪・関西万博の海外パビリオンの建設が遅れている問題で、日本国際博覧会協会(万博協会)が工期短縮の「切り札」として、参加国に提案した通称「タイプX」の行方に注目が集まっている。協会がプレハブ工法で建てた簡易施設に、参加国が装飾する方式。対象となる60カ国のうち、8月末時点で5カ国が関心を示していたが、自前での建設を断念して移行を決めたのは1カ国(9月6日時点)だけだ。協会関係者の間では「半数ほどが移行しないと開幕に間に合わせるのは厳しい」との意見もあり、各国への意向確認が続く。(後略)』
自国でデザインし、設計したパビリオン「タイプA」で申請している国は60カ国。うち、タイプXへの移行を決めたのが1カ国。
他の59カ国、どうするのでしょうか。
日経新聞がパビリオンを建設する予定の国々に調査を行ったところ、「匿名」を条件に十カ国から回答を得たとのことです。(他の50カ国、どうした・・・・)
パビリオンの着工時期について、来年の1月から6月と見込むのが四カ国。来年7月から12月が二カ国。本当に、間に合うのか?
来年4月に働き方改革の残業規制が始まります。
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縄文文明の象徴である「土偶」とは何だったのでしょうか? 竹倉史人先生をお招きし、ワクワクするという表現がぴたりとはまる「土偶論」についてお話を伺いました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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しかも、夢洲への交通インフラは、現時点では夢舞大橋と夢咲トンネルの二本しかない(地下鉄は、駅の工事中)。
そこに数十カ国が一斉にパビリオンを建設し始めるとなると、大渋滞必至です。
建設用の資材はもちろん、作業員の方も現地に入れないような惨状になるでしょう。
パビリオン建設の遅れを受け、タイプAからタイプXへの移行を提案していますが、受け入れる予定の国はゼロ。検討すると回答した国が三カ国。
なぜ、各国がパビリオン建設に逡巡しているのかといえば、「資材価格高騰」「人件費高騰」「輸送費高騰」とのことです。
まさに、サプライロス(供給能力毀損)型のインフレが進行し、大阪万博を危機に陥らせているわけです。
十数年前から、わたくしは、
「このままデフレが継続すると、供給能力が削り取られ、橋を架けられない、高層ビルを建てられない国になる」
と、日本の発展途上国化について警鐘を鳴らしてきました。
いよいよ、その時がきた、という話なのでしょう。
日本はもはや、万博を開催できるような国では「無くなった」という話なのです。
本格的に、供給能力の拡大のための政策を検討しなければならない局面が訪れた。
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