株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「財務省は温めていた増税メニューを全てこなそうとしている」(前半)三橋貴明 AJER2023.8.1
 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

◆◆◆一般参加可能な講演会のお知らせ◆◆◆

第100回AT-1 / 大経連お披露目祭り 9月23日(土) 13:30(開場12:45) ※懇親会18:30〜20:30

会場:東京プリンスホテル / 2階 鳳凰の間

 

森永卓郎先生登場! 財務真理教 信者8千万人のカルト教団 [三橋TV第740回] 森永卓郎・三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/xgMyKSgNCuA

 はい、というわけで、「ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト」を上梓された森永卓郎先生に、三橋TVに出演して頂きました。


 前編(第740回)では、特に「財務省の権力構造」についてのリアルな解説が中心になっています。


 特に、森永先生が(旧)日本専売公社にいらっしゃった時代の「毒饅頭」の話は強烈です。皆様、是非とも、ご視聴ください。


 結局のところ、日本のほぼ全ての問題の「扇の要」である緊縮財政は、
「財務省の権力への妄執」
 が原因なのです。

 

 何しろ、「予算を決める」ことは、「お小遣い制の家庭のお母さん」の例からも分かる通り、「権力」です。


 別に、家計や企業で予算決定者が権力を持つのは構いませんが、「国家」の場合は洒落になりません。財務省の権力追求が原因で、日本国家はここまで凋落することになった。


 本エントリーのタイトルは、番組内の森永先生の解説に基づいていますので、興味がある方は観てください。本動画の視聴数が増えれば増える、真実を知る人が増えれば増えるほど、森永先生や(出版社社長の)中野さんが「安全」になります。


 「評論家」の中野先生とは別人です。評論家の中野先生は、本書の書評を書かれていました。

<書評>『ザイム真理教』森永卓郎 著
◆均衡財政主義の妄信解く
[評]中野剛志(たけし)(評論家)
 「ザイム真理教」という表現は、著者の森永卓郎氏はネット・スラングだとしているが、私の知る限り、最初にこの言葉を使ったのは、西田昌司・参議院議員である。西田議員は、国会において、経済学者顔負けの理論や知識によって、日本の財政破綻はあり得ないと論じ、積極財政を説いている。だが、マスメディアは、西田議員の主張に一切耳を貸さず、積極財政を「バラマキ」と呼んで嘲(あざ)笑い、財務省に言われるがまま、緊縮財政や増税を唱えるばかりだ。そこで西田議員は、ネット動画を通じて直接国民に発信するようになり、均衡財政主義をカルトの様に妄信する風潮を「ザイム真理教」と呼んだ。それがネットで人気を博し、流行したのだ。
 本書もまた、ベストセラーとなっている。だが、「あとがき」にあるように、大手出版社数社が本書の出版を拒否したという。実は、本書の約二カ月前に出版された拙著『どうする財源』(祥伝社新書)も、均衡財政主義を批判した書であるが、同様に、某大手出版社から拒否された。他にも、ある大学教授は、某大手新聞社に寄稿を依頼されたので、均衡財政主義を批判するMMT(現代貨幣理論)について書こうとしたら、寄稿自体をキャンセルされたという。また、ある経済学の学術雑誌の編集会議は、MMTをテーマにした論文を読みもせず、排除したという。この手の話は枚挙にいとまがないが、森永氏のように著名な経済アナリストですら、複数の大手出版社に出版を断られたというのには驚かされた。森永氏は「ことザイム真理教に関してだけは言論の自由がほとんどない」と書いているが、それは本当なのだ。(後略)』

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

お待たせいたしました。【眠れなくなるほど面白い江戸日本(後編)】がリリースになりました。


https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

  わたくしが「財務省こそが諸悪の根源」であると、「財務省が日本を滅ぼす」を刊行するなど、長年、批判を続けてきたことに対し、
「財務省ではなく、政治家こそが問題だ」
 と、妙な反発をする方がいるのですが、そりゃ建前としてはそうですよ。とはいえ、「政治家こそが本当の権力者」であることなど、財務省は百も承知です。


 だからこそ、財務省は政治家への「ご説明」を繰り返し、財務真理教の信者を増やすと同時に、財政研究会(財務省の記者クラブ)を通じ、「最終的な権力者」である国民を洗脳することを続けてきたわけです。そして、記事の通り、反・財務省本は、少なくとも「出版しにくい」のは確かです。財務省問題は、テレビ、新聞ではほぼ報じられない。


 反対側で、
「国の借金のツケを、将来世代に押し付けるんですか!?」 
 と、まさにカルト教団そのものの「脅し」が広範囲で行われ、誰もが「増税やむなし」「歳出削減は当然必要だ」といった嘘のレトリックに洗脳される。


 「真相」を知った政治家にしても、何しろ有権者が、
「政府はムダを削れ! 財政赤字を出すな!」
 と、思い込んでいるわけですから、「積極財政をします! 緊縮財政を転換します!」とは主張できない。下手したら、積極財政を叫んだことにより、落選しかねない。


 だからこそ、日本国民を、有権者を、日本国の主権者を「変える」べく、わたくしは活動を続けてきたわけでございます。


 悪いのは、財務省。そして、財務官僚が悪人というよりは、「そういう権力構造になっている」ことこそが最大の問題。


 この事実を多くの国民(少なくとも有権者の三分の一)が正しく理解することで、ようやく日本国の凋落は止まるのです。
 

「財務省こそが諸悪の根源だ!」にご賛同下さる方は↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。