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「財務省は温めていた増税メニューを全てこなそうとしている」(前半)三橋貴明 AJER2023.8.1
 

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 会場:東京プリンスホテル / 2階 鳳凰の間

 

雑魚ビジネス呼ばわりされたので医療機関の「損税」について解説してみた[三橋TV第738回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/W6NGdAXcFV0

 なぜか、大手メディアでは使われないレトリックですが、インボイス制度導入は、単なる消費税増税です。


 これまでは「応能負担」の原則に基づき免税だった事業者に対し、消費税を負担させるというだけの話なのです。


 免税事業者が課税事業者になり、コスト増分を価格に上乗せすると、発注者側が損をする。


 免税事業者が免税事業者のままだと、インボイス(適格請求書)を発行できないため、発注者が「課税仕入」に入れられなくなる。結果、消費税負担が増える。


 発注者がコスト分を価格に上乗せすると、最終的には消費者が損をする。


 免税事業者、発注者、消費者が、負担を押し付け合うデスゲーム。これが、インボイス制度導入なのです。


 未だに「預かり金」「益税」といったレトリックでインボイス制度を擁護している「バカ」たちがいた際には、是非とも三橋TV738回「雑魚ビジネス呼ばわりされたので医療機関の「損税」について解説してみた」を観てもらってくださいませ。

 

 藤吉とかいう弁護士をはじめ、「預かり金」勢は、医療機関が誰から消費税を「預かって」納税しているのか、是非とも教えてくれ。まあ、どうせ沈黙して、嵐が過ぎ去るのを待つんだろうけど。(あるいは「あらさがし」「レッテル貼り」「ストローマンプロパガンダ」「話題そらし」「捏造」「誹謗中傷」等々で逃げる)


 益税ならぬ「損税」が存在する業界がある以上、「預かり金」説は崩壊です。何しろ、消費税を消費者から「預かっていない(=値上げしていない)」にも関わらず、消費税を支払っている業界があるのですから(医療業界だけではないです)。

インボイス制度、中小やフリーランスの懸念どう払拭? インボイス あと2カ月②
 「課税事業者にならなければ取引を打ち切ると一方的に通告された」。プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)に、個人事業主のイラストレーターからこんな声が寄せられた。
 消費税の納税は販売時に受け取った額から仕入れ時に支払った額を控除して求めているが、10月以降はその控除にインボイスが必要になる。
 納税額が増えるのを恐れ、インボイスを発行できない免税事業者との取引を止めたり、一方的に購入価格を下げたりすることを考える企業も出かねない。
 これまで免税事業者だった側にもインボイス登録をすべきかどうか悩む理由はある。登録すると新たに納税義務が生じるが、取引先が消費税分の価格転嫁を受け入れるかどうかは分からないからだ。
 フリーランス協会の平田麻莉代表理事は「価格交渉などで取引先とトラブルが生じたときの政府の対応を明確にして周知してほしい」と述べる。(後略)』
 

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お待たせいたしました。【眠れなくなるほど面白い江戸日本(後編)】がリリースになりました。


https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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 何しろ、「にほんせいふ」でございますから、
「価格交渉などで取引先とトラブルが生じたときの政府の対応を明確にして周知する」
 などということはやりません。


 ちなみに、公正取引委員会は、
「事業者がどの事業者と取引するかは基本的に自由ですが、例えば、取引上の地位が相手方に優越している事業者(買手)が、インボイス制度の実施を契機として、免税事業者である仕入先に対して、一方的に、免税事業者が負担していた消費税額も払えないような価格など著しく低い取引価格を設定し、不当に不利益を与えることとなる場合であって、これに応じない相手方との取引を停止した場合には、独占禁止法上問題となるおそれがあります。
 としています。


「独占禁止法上、問題となる恐れがある」
 に過ぎず、独占禁止法違反にはなるとは言っていません。


 いつもの通り、政府は責任を取らず、民間に丸投げ。


 独占禁止法違反? 違反じゃない? うん、違反になる恐れがあるけど、違反にならないかも知れないよ。どっちかわからないけど、リスクは負ってね。


 こんないい加減で無責任な政府の下で、インボイス制度の導入など不可能です。強行したら、大混乱必至。
 

 インボイス制度導入は、とりあえず延期すべきです。そのためにも、インボイス登録をしない、登録を取り下げるボイコット運動にご協力ください。(最悪、9月30日に登録すればいいので)

 

「インボイス制度導入は延期せよ!」に、ご賛同下さる方は、

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