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「来るべき震災に備えよ」(前半)三橋貴明 AJER2023.7.4

 

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神社はなぜ「そこ」にあるのか?日本の保守の源流を探れ[三橋TV第732回]茂木誠・三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/c9_0inGcf1Q

 


 未だに消費税は預かり金だと周回遅れのことを言っている人がいるようですが、

藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士@fujiyoshi_ben
インボイスの話になると消費税は預かり金じゃないって連呼するバカが一定程度出現しますが、なぜそのようなことが起きるのか分かりやすく解説してみました。』

 例えば皆さんが支払っている医療費には、消費税がかかりません。病院のレシートに、「医療費1100円(内、消費税100円)」と書かれているのは見たことがないでしょ?


 ところが、病院の費用(課税仕入)には消費税が乗っています(医療器具、薬など)。もちろん、医師や看護師の給与には消費税が乗っていません。理由は、人件費が非課税仕入だからです。


 つまりは、病院は、
「課税仕入に対する消費税を負担しているが、患者に消費税を請求できない」
 のでございます。


 はい、「消費税は預かり金」説、崩壊。


 病院は患者から消費者を預かっていないにも関わらず、納税は強いられているわけです。理由は、単純に事業者(病院含む)は「利益+非課税仕入」÷11*1で消費税を納税しているためです。(我々、普通の事業者も同じです)


 患者への請求の際には消費税を乗せられないにも関わらず、病院は事業者として納税を強いられている。

 

 さて、病院は患者から「預かった消費税」を納税しているんですかね? どうなんですか?


 上記、単なる「事実」を知ったにも関わらず、「消費税は預かり金で~」と主張するならば、いわゆるアタオカか、もしくは「絶対に自分が間違っていることを認めたくない病」とかいう病気にでもかかっているのでしょ。


 たがや議員への国会答弁で、財務省は「消費税は預かり税ではない」と認めましたが、それ以前の話として、医療サービスに消費税が乗っていない時点で、消費税は預かり金ではないのですよ。


 藤吉さん、反論があるなら、誹謗中傷、ストローマンプロパガンダ、レッテル貼り、話のすり替え、「実質的には~」とか見苦しい言い逃れなしで、論理的にどうぞ。どうせ、抽象論に持ち込んで逃げるんでしょうけど。

 

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お待たせいたしました。【眠れなくなるほど面白い江戸日本(後編)】がリリースになりました。


https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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インボイスが示す日本の弱点 岸田首相の胆力と解散戦略 風見鶏
 「インボイスが10月1日から始まる。今秋の衆院解散・総選挙は難しいのではないか」。政府・与党内でこんな見方をあちこちで聞くようになった。
 インボイスは消費税の納税手続きで新たに使う事業者間の請求書のことだ。小規模事業者が導入に反対しているうえ、実際に始まれば経理の煩雑さから混乱が相次ぐとの懸念がある。それが政治日程と絡む。
 岸田文雄首相が今秋の衆院選に打って出るなら、投開票日は衆参両院で補欠選挙がある10月22日が有力候補となる。自治体の準備の都合上、9月下旬には解散表明する必要がある。
 その直後に導入されるインボイスで内閣支持率が下がっても引き返せない。秋の衆院選は避けてほしいとの訴えが出るゆえんだ。
 自民党税制調査会が7月13日に開いた幹部会でもインボイスが議題になり、政府側が各業界への対応を説明した。導入を延期・中止する法改正の時間はもうない。税調幹部は会議後「導入に伴う影響は乗り越えるしかない」と語った。
 インボイスを巡る永田町の懸念は主に2つある。1つは小規模事業者からの異議だ。これまで売上高1000万円以下の事業者は免税だった。10月以降は課税対象になるか免税対象のままかの選択を迫られる。
 課税事業者になれば税負担が増える。免税事業者のままだと販売先の税負担が増える仕組みのため、契約解除や報酬引き下げを求められるとの不安が大きい。「どちらを選んでも地獄」と訴える反対運動は声優も参加して拡大している。
 もう1つは10%と8%の税率別に請求書を仕分けする事務手続きだ。経済産業省は「経理を電子化していない中小企業から悲鳴が上がる」と警戒する。(後略)』

 インボイスは、単なる増税です。


 記事では「導入を延期・中止する法改正の時間はもうない」とありますが、延期はできますよ。


 例えば、電子帳簿保存法に基づく電子帳簿保存の義務化は、2022年1月1日から施行予定だったのですが(知ってた?)、二年間、延期されました。


 6月末の免税事業者のインボイス登録割合は、法人でも二割程度です。このままでは、大混乱必至。


 しかも、単なる増税で、免税事業者、発注事業者、消費者の三者が損を押し付け合うデスゲームに過ぎないインボイス制度に「賛成」するって、いったい、どういう神経しているんだろう? 単なるマゾヒスト?


 その上、インボイス制度導入に反対する勢力を、攻撃する連中って、何考えているんでしょ? さっぱり分かりません。


 要するに、「増税大好き!」という財務省のサポーターなんですかね?

 

「インボイス制度はとりあえず導入延期だ!」に、ご賛同下さる方は、

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