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「来るべき震災に備えよ」(前半)三橋貴明 AJER2023.7.4
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消費税の真相 パワーが弱い者に損をさせ「それって自己責任でしょ」[三橋TV第729回]三橋貴明・高家望愛
世界の真相。厳密には、貨幣の真相ですね。
まさか、銀行預金が、
「誰かがおカネを借りる際に、銀行が自らの負債としてキーボードを打っている」
とは、多くの「人類」が思っていなかったでしょう。
現実は↑こうですが。
皆さんが、銀行ローンを組み、3千万円の住宅を買った。与信が通れば、銀行は皆さんの通帳の残高を「キーボードを打って」3千万円増やす。ただ、それだけで3千万円という貨幣が、ゼロからこの世に創出される。
何だ、これ?
と、反発したい人が多いでしょうが、これが現実なのだから仕方がない。銀行が、
「どこかから貨幣を調達し、貸している」
と、主張したい人は、バランスシートで是非とも説明してくださいませ。
【貨幣発行前のバランスシート】
借方 貸方
銀行 - -
借り手 - -
【貨幣発行後のバランスシート】
借方 貸方
銀行 貸付金3千万 銀行預金3千万
借り手 銀行預金3千万 借入金3千万
借り手が3千万円借りたとき、絶対に、↑こうなります。
我々が銀行から3千万円を借りた際には、どうあがいてもバランスシートは上記の通り動くのですよ。これはもはや、物理法則です。誰にも覆せない、万有引力の法則です。
「誰かがおカネを借りた際に、誰も貸していない」
と、主張する方は、是非ともロジックを説明してくださいませ。
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江戸時代といえば、士農工商に「身分」が分かれ、閉鎖的な階級社会だったと教えられていませんか? 実際の江戸時代は、意外に流動性が高い開かれた社会でした。想像以上に面白い。江戸時代の真実について知ってください
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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「誰かがおカネを貸しているとき、誰かがおカネを借りている」
が理解できれば、当然ながら、
「誰かが黒字の時、誰かが赤字になる」
という、これまたどうにもならない「原則」を理解できるはずです。
そうなると、
「政府が黒字になったとき、民間が赤字になる」
も分かる。
まあ、日本の場合は経常収支が黒字(海外が赤字)だから、民間がモロに赤字になることはないかも知れませんが、少なくとも「赤字化(赤字の方向に進む)」のは間違いありません。
プライマリーバランス黒字化目標とは、国民赤字化目標なのですよ。こんな狂った目標を掲げる政党を、我々は支持していたわけです。
いや、普通に頭、おかしいでしょ?
問題は、野党の多くも「貨幣のプール論」に囚われ、緊縮財政が善、という公約を打ち出していることです。これでは、我々に選択肢がない。どちらを選んでも、地獄です。
というわけで、とりあえず「野党」(全部じゃないけど)をまとも化するしかない。そして、国民に選択肢をもたらす。
よくよく考えてみれば、2009年の総選挙は、民主党が国民に「選択肢」を与えただけで、大勝したわけです。意外でしょうが、実は日本は「政権交代がしやすい国」なのですよ
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