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「来るべき震災に備えよ」(前半)三橋貴明 AJER2023.7.4

 

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消費税の真相 パワーが弱い者に損をさせ「それって自己責任でしょ」[三橋TV第729回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/vpIldy5FkFU
 

 世界の真相。厳密には、貨幣の真相ですね。


 まさか、銀行預金が、
「誰かがおカネを借りる際に、銀行が自らの負債としてキーボードを打っている」
 とは、多くの「人類」が思っていなかったでしょう。


 現実は↑こうですが。


 皆さんが、銀行ローンを組み、3千万円の住宅を買った。与信が通れば、銀行は皆さんの通帳の残高を「キーボードを打って」3千万円増やす。ただ、それだけで3千万円という貨幣が、ゼロからこの世に創出される


 何だ、これ?


 と、反発したい人が多いでしょうが、これが現実なのだから仕方がない。銀行が、
「どこかから貨幣を調達し、貸している」
 と、主張したい人は、バランスシートで是非とも説明してくださいませ。

【貨幣発行前のバランスシート】
      借方          貸方
銀行   -            -
借り手  -            -

【貨幣発行後のバランスシート】
      借方          貸方
銀行   貸付金3千万     銀行預金3千万
借り手  銀行預金3千万    借入金3千万

 借り手が3千万円借りたとき、絶対に、↑こうなります。

 我々が銀行から3千万円を借りた際には、どうあがいてもバランスシートは上記の通り動くのですよ。これはもはや、物理法則です。誰にも覆せない、万有引力の法則です。


「誰かがおカネを借りた際に、誰も貸していない」
 と、主張する方は、是非ともロジックを説明してくださいませ。
 

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江戸時代といえば、士農工商に「身分」が分かれ、閉鎖的な階級社会だったと教えられていませんか? 実際の江戸時代は、意外に流動性が高い開かれた社会でした。想像以上に面白い。江戸時代の真実について知ってください

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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「誰かがおカネを貸しているとき、誰かがおカネを借りている」
 が理解できれば、当然ながら、
「誰かが黒字の時、誰かが赤字になる」
 という、これまたどうにもならない「原則」を理解できるはずです。


 そうなると、
「政府が黒字になったとき、民間が赤字になる」
 も分かる。


 まあ、日本の場合は経常収支が黒字(海外が赤字)だから、民間がモロに赤字になることはないかも知れませんが、少なくとも「赤字化(赤字の方向に進む)」のは間違いありません。


 プライマリーバランス黒字化目標とは、国民赤字化目標なのですよ。こんな狂った目標を掲げる政党を、我々は支持していたわけです。


 いや、普通に頭、おかしいでしょ?


 問題は、野党の多くも「貨幣のプール論」に囚われ、緊縮財政が善、という公約を打ち出していることです。これでは、我々に選択肢がない。どちらを選んでも、地獄です。


 というわけで、とりあえず「野党」(全部じゃないけど)をまとも化するしかない。そして、国民に選択肢をもたらす。


 よくよく考えてみれば、2009年の総選挙は、民主党が国民に「選択肢」を与えただけで、大勝したわけです。意外でしょうが、実は日本は「政権交代がしやすい国」なのですよ

 

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