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日本国民の可処分所得と実質賃金を引き上げるには」(前半)三橋貴明 AJER2023.5.30

 

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「外国人労働者は奴隷だよっ!」全ての国民に観て欲しい「縁の下のイミグレ」[三橋TV第713回]なるせゆうせい・三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/o1FcsPz-TJU

 はい、というわけで、6月30日から全国順次公開となる「縁の下のイミグレ」の監督、なるせゆうせい氏をお招きし、お話を伺いました。

 90年台初頭のバブル崩壊、そして97年の橋本緊縮財政により、日本経済はデフレ化しました。
 

 結果、国民の実質賃金はひたすら下がり続け(今もですが)、貧困化が進みます。
 

 国民が貧困化した以上、財やサービスを生産する企業サイドとしては、
価格(あるいは人件費)を引き上げることができず、生産性向上の投資も(将来不安から)できない
 という状況に追い込まれます。


 とにかく、安く売らなければ売れない。安く、安く、ひたすら安く。仕入先を買い叩き、労働者を買い叩き、投資は先送り、先送り、先送り。


 日本政府は肝心要の「デフレ(総需要不足)解消」の財政拡大「だけ」は絶対にやりません。というわけで、「対策」として、
1.労働規制の緩和により、労働者同士の競争を激化させ、賃金を引き下げる
2.技能実習生という名の「労奴」を外国から輸入し、安く働かせる
 という、二つの恐るべき政策が推進されました。
 

 今回のテーマは「2」の労奴問題です。
 

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お待たせいたしました!三橋 貴明×茂木 誠氏『特別対談』世界を最も変えてしまった男 ジャン・ジャック・ルソーの真実 (後編)が公開になりました!

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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現代の“奴隷労働”とされる技能実習制度、政府の議論は何が間違っているのか 【前編】技能実習制度廃止に向けた有識者会議の中間報告が抱える問題点

現代の“奴隷労働”とされる技能実習制度に潜むマッチング機能という利権 【後編】技能実習制度がなかなか変わらないいくつかの理由

 上記はNPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)」の共同代表理事、鳥井一平氏のインタビューです。是非、ご一読を。


 なるせ監督の「縁の下のイミグレ」は、鳥井氏が指摘した問題を真正面から扱っています。
 

 日本企業が「安い労働者」として外国人を雇用する。
 外国人は、自国よりも高い給与の日本で働きたい。
 ただし、日本国民は「移民政策」には反対する。
 

 結果的に生み出されたのが、外国人労働者に基本的人権(職業選択の自由など)を認めない、技能実習制度でした。


 挙句の果てに、「労奴」を送り出す側の国、受け入れる側の国(日本)の双方に「ブローカー・ビジネス」が生まれ、急成長。(ちなみに、皆様大好きなパソナも、当たり前ですが本ビジネスでご活躍なさっています)


 技能実習生は、祖国で借金をし、日本語教育などを受け、日本に渡る。そして、「職業選択の自由」が無い状況で事実上の労働者として安い賃金で働く。


 給与未払いなどにより、会社を移りたくても、できない。耐え兼ねて逃げ出すと、不法滞在者となり、莫大な借金(祖国では返せない金額)を背負ったまま送還されるか、あるいは犯罪に走る


 なぜ、こんな事態になったのか。


 是非とも「縁の下のイミグレ」をご鑑賞頂きたいのですが、実は責任者は「我々」なのですよ。
 

 念のため、わたくしはあらゆる移民政策に反対します。「人手不足」に対処し、日本国民の実質賃金を引き上げ、かつ「安く売る」方法はあるのです。本件については、次回の三橋TVで解説していますが、それにしても「これ(労奴制度)」はない。
 

 まずは、我々日本国民が「現実」を知る必要がある。その上で、正しい解決策(「ある」のですから)を推進するよう、政治に働きかけなければならないのです。
 

 なるせゆうせい監督の「縁の下のイミグレ」は、6月30日に上映開始となります。是非、劇場に足を運んで下さい。
 

「技能実習制度という「労奴制度」に反対する!」に、ご賛同下さる方は、

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