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「我々は今こそ資本主義の本質を知らなきゃいけない」(前半)三橋貴明 AJER2023.4.18

 

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財務省は狂った  なぜ、外貨建て国債を発行するのか、意味が分からない![三橋TV第696回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/Wd0t8Ec6_A0

 

 

 中野剛志先生との対談で語っていますが、文藝春秋五月号「安倍晋三回顧録」に反論する」における、齋藤次郎の「反論」が情けないのは、あまりにもレベルが低いことです。正直、藤巻健史らの方がマシです。あいつらの方が、まだしも「考えている」。


『(引用)入省して(※1959年)、徹底的に教え込まれたのは、財政規律の重要性でした。「財政の黒字化は当たり前のことでなければならない」、「赤字国債は絶対に出すな」……毎日のように先輩から言い聞かされました。』


 ここまで恥ずかしい財政破綻論は、さすがの藤巻らも言わないでしょう。


 何しろ、
「財政黒字」
「赤字国債はダメ」
 ということは「政府の負債残高を減らさなければならない」という話になってしまうのです。いや、どんなに過激な緊縮主義者も、精々「政府の負債対GDP比率を引き下げろ」程度しか言わないよ。


 政府の負債を減らすには、どうすればいいのか。簡単です。
「国民から税金で貨幣(銀行預金)を奪い、国債と相殺して減らしてしまう」
 です。他に方法はありません。そんなアホなことは、ガチガチの緊縮主義者ですら言わない。


 つまりは、齋藤は、
「国民の銀行預金残高を減らさなければならない」
 ということを「先輩」から叩き込まれ、「後輩」に叩き込むことで人生を終えようとしているのです。何たる、惨めな人生。

【国民経済のトリレンマ(三すくみ)】


http://mtdata.jp/data_76.html#trilemma

 経済主体は「民間」「政府」「海外」の三つに細分化できます。三者は、互いにフロー(黒字?赤字?)とストック(純資産が増えた?純負債が増えた?)のやり取りをしています。


 当たり前ですが、誰かの黒字は誰かの赤字。政府の赤字は、民間の黒字。


 世の中は広いもので、「政府の赤字はみんなの赤字」などと、頭のおかしいことを堂々と書ける人がいるようで、同情を禁じ得ません。
「可哀想に・・・・。おじいちゃん、お昼ご飯は、さっき食べたでしょ・・・」
 という感想しかないわ。

 

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お待たせいたしました!三橋 貴明×茂木 誠氏『特別対談』世界を最も変えてしまった男 ジャン・ジャック・ルソーの真実 (後編)が公開になりました!

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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【日本の各経済主体の資金過不足(億円)】


http://mtdata.jp/data_84.html#kabusoku

 当たり前ですが、政府や海外が赤字(資金不足)になった分、民間が黒字(資金過剰)になっていますよ。おじいちゃん、目、見えていますか(笑)


 まあ、見えていないのでしょうけれども、
「政府の赤字は、国民の赤字だ!」
 などと、頭のおかしいことを言っている連中が跋扈した結果、日本はこの有様ですよ。
 

 いい加減にしましょう。


 財務省OBが、「政府の黒字は国民の赤字になる」という単純な事実ですら理解していないことを、齋藤は明らかにしてくれました。

 

 「政府の赤字が、みんなの赤字」って、へえ~っ(笑) お前らは、異世界で生きているのか(笑) と、ひたすら嘲笑し、彼らをバカにし、真実を広め、国民が変わり、政治を動かすのです。もちろん、他にも方法はあるかも知れないですが、
「国民が変わり、政治を変える」
 ことこそが、民主制の国民国家にとって「王道」であることは間違いないのですよ。

 

「政府の赤字は民間の黒字になっている」ことを確認できた人は、

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