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「岸田総理大臣 真の異次元の少子化対策を教えてあげますよ」(前半)三橋貴明 AJER2023.2.28

   

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インボイス制度導入はデスゲーム ディーラーは財務省 ふざけんな![三橋TV第672回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/yhRJI0DzDrE

 今年の秋までは、生きていなければ。


 進撃の巨人では、「自由」がテーマになっていますが、本来的な自由とは何でしょう。


 全てが自由。自らの行動や思考を制御する「何か」は存在しない。完全なる自己責任社会。


 全ては自由。行動は、自らが責任を持つならば、何をしてもいい。生存のために、他者を殺めても構わない世界


 生産性が低い社会において、生き延びるためには、他者から奪うしかない。


 つまりは、トマス・ホッブズがリヴァイアサンで描いた「万人の万人に対する闘争」の世界です。分かりやすい表現をすると、北斗の拳の世界ですね。

『人びとが、かれらすべてを威圧しておく共通の権力なしに、生活しているときには、彼らは闘争とよばれる状態にあり、そういう闘争は、万人の万人に対する闘争である、ということである。(中略)
 したがって、各人が各人の敵である闘争の時代の、帰結として生じることが、どんなことであっても、それと同一のことが、人々が自分自身のつよさと自分自身の工夫とが与えるもののほかには、なんの保証もなしに生きている時代の、帰結としても生じる。そのような状態においては、勤労のための余地はない。なぜなら、勤労の果実が確実ではないからである。したがって土地の耕作はない。航海も、海路で輸入されうる諸財貨の使用もなく、便利な建築もなく、移動の道具およびおおくの力を必要とするものを動かす道具もなく、地表についての知識もなく、時間の計算もなく、学芸もなく文字もなく社会もなく、そしてもっともわるいことに、継続的な恐怖と暴力による死の危険があり、それで人間の生活は、孤独でまずしく、つらく残忍で短い(ホッブズ:著「リヴァイアサン」より』
 

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

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皇統論第四十九回「後三年の役」、歴史時事第四十九回「オリンピックの起源」がリリースになりました。ぜひ、ご入会下さい。

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 人間は、共同体なしでは生きていけない。


 共同体が無いと、「権利」「生産性高い経済」「安全保障」の全てが成立しない。


 権利とは、特定の「人間」の○○をしても構わない、あるいは○○されないといった資格、特定の利益を主張し、享受しえる力。


 あらゆる人間は、生まれながらにして固有の権利(※自然権)を保有しているわけではありません。権利とは、あくまで人間が属する社会共同体(※国家など)が「認める」からこそ、創出される資格なのです。つまりは、特定の国家に属していない人間には、一切の権利がない。


 生産性が高い経済は、国民同士(というか国民の労働)が有機的に結びつき、生産諸力が整備されていなければ実現できない。


 そもそも、我々は誰かに支出してもらわなければ、所得を稼げない。国民経済は、元々が共同体的なのです。これを否定する者には、無人島に言って「石を割れ」と言わせて頂きます。


 そして、安全保障。我々は、戦争、大災害、疫病といった災厄に対し、連携して立ち向かわなければ生き延びられない。大震災が起きた際に、
「自由にやろう!」
 などとやってしまった日には、虐殺、略奪です。


 そういう国にしたいの? 日本国を?
 

 我々は、1945年以降、日本国という共同体を破壊する「流れ」の中で生きてきた。いい加減に止めよう。
 

 自由という言葉は美しい。でもね、本来的な「自由」とは、全てが自己責任。自分の力「だけ」で生き延びろという、生存が困難な、ロビンソン・クルーソーの世界なんだよ。
 

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