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「防衛費をめぐり日本の財政議論が始まった」(前半)三橋貴明 AJER2022.12.21

   

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【年末シンポジウム特別編】戦争難民のウクライナ人美女ユリヤさんとポルウナカベーサを踊ってみた


https://youtu.be/v5hoA5lX0QY

 はい、というわけで、戦争勃発を受け、ウクライナから日本に避難してこられたユリヤさんと、アルゼンチン・タンゴの名曲「ポル・ウナ・カベーサ」を踊ってみたわけですが、いかがでしたでしょうか。


 ポル・ウナ・カベーサは、そのあまりの劇的さ故に、「セント・オブ・ウーマン」や「トゥルーライズ」にも採用された曲ですね。


 以前、ピアニストShioさんに「ポル・ウナ・カベーサ」を弾いて頂いたのは、今回の伏線でございました。

 

 

 ユリヤさんは、本当に戦争難民でして、来日されてから、まだ半年程度しか経過していません。もちろん、元々プロダンサーですが、アルゼンチン・タンゴの経験はなく、三か月の猛特訓でここまで仕上げて頂きました。(わたくしの訓練期間は二年)「ウクライナ人と踊る」というだけで、現在は「政治色」が出てしまいますが、意図したわけではないです(出るのはしゃあない)。


 さて、上記の3分間弱の動画を配信するためには、物凄いコストがかかっています。ユリヤさんやわたくしのトレーニング費用、衣装、床設営(今回はこの3分間のために専用のタイルを敷き詰めています)、カメラ(七台)とカメラマンの皆さん、動画編集諸々、合計すると、数百万円でございます。


 それでも、やりました。理由は、それが「文化」というものだからです。


 本動画を視て、日本人やウクライナ人、あるいはアルゼンチン人の方々が少しでも、
「お、こいつ、やるなあ!」
 と、「つながりの意識」を持っていただければ、まさに本望でございます


 根本的には、文化とは「同じ国民が共同体意識を持つ」ための「紐」の役割を果たします。とはいえ、別に国境を越えて一つの文化を楽しんでもいいわけで、それが「(国際主義)インターナショナリズム」です(グローバリズムではありません)。


 わたくしとユリヤさんは国籍は違いますし、アルゼンチンで生まれ育ったわけでもありません。それでも、同じ文化を楽しめる。もちろん、互いに「違う国民」であることはわきまえている。国境を越えたお付き合いは、この程度のインターナショナリズムにとどめておくのが「賢明」というものですよ(日本とウクライナが将来的に戦争に至る可能性は「ゼロ」ではないのですよ。ウクライナに限らず、どの国も同じですが)


 いずれにせよ、文化とは「必需品」ではないため、はたから見ると、
「何で、こんなのに、こんなにおカネをかけて・・・」
 と思われるかもしれませんが、文化とはそういうものです。
 

 逆に、
「文楽? そんなのカネになるの? 予算カット!」
「博物館の学芸員にはビジネスマインドが足りない」
 とかやるのを「野蛮」というのです。

 

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

皇統論第四十七回「武士の誕生」、歴史時事第四十七回「ウィリアム三世」がリリースになりました。ぜひ、ご入会下さい。

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東京国立博物館の館長が緊急寄稿「このままでは国宝を守れない」
「財務官僚には、文化財の持つ普遍的価値と後世に継ぐ重要性をもっとよく認識してもらいたい」
 東京国立博物館長の藤原誠氏は月刊「文藝春秋」に寄稿した文章の中でそう強く訴える。
 同館は日本最多の国宝89件を所蔵する。2022年秋には「国宝 東京国立博物館のすべて」が開催され、チケットは連日完売するほど人気を博した。
 だが、その国宝が危ういというのだ。
 ひとつは、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機による。電気やガスといった光熱費が世界的に高騰するなか、東京国立博物館(以下、東博)では光熱費の予算2億円に対し、その倍以上となる4.5億円もかかる見込みとなっている。
「国からの交付金が年間わずか約20億円に過ぎない小さな予算規模の東博で、年間約2.5億円も新たに負担することは非常に困難である」(後略)』

 たかだか2.5億円のコストを「国家」が支出せず、国宝を守れない。


 こんな国は亡びるというか、「むしろ亡びろ」と思ってしまいますよ、ここまでくると。


 我々の先祖である縄文人は、火焔型土器であったり、遮光器土偶であったり、
「いや、これ絶対に必需品じゃないよね」
 と突っ込まざるを得ない、様々な素晴らしい遺産を残してくれました。「カネ、カネ、カネ」とやっていた場合、必需品ではない土器や土偶は作られません。


 世界最古の歴史を誇る我が国が、「カネ、カネ、カネ」で国宝を守れない。


 本当に、それでいいの? 

 

 というのを、是非とも様々な人に問いかけ、一人一人に考えて欲しいのです。
 

「カネカネカネでは文化を守れない!」に、ご賛同下さる方は、

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