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「公共交通インフラの建設計画が必要だ!」(前半)三橋貴明 AJER2022.8.30
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「関西学院大学法学部教授 冨田宏治」先生が加わって下さいました。

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9月16日(金) 20:00〜 saya×杉田二郎 配信ライブ

https://in.saya-ohgi.jp/sayalive220916?cap=yt38

 

日本繁栄の鍵「保守主義」ゆめラジオさんにお越し頂いたよ[三橋TV第593回]ゆめラジオ・三橋貴明・saya


https://youtu.be/xH2tbO9uZHk

 

 


 各省庁から令和5年度の概算要求が提出されました。今回は金額を載せない「事項要求」が激増し、これから年末にかけて議論していくことになります。


 特に、防衛省、農水省の食料安全保障関連、経済産業省のエネルギー安全保障関連が重要になります。
 

 もっとも、財務省と支配下にあるメディアは、
「国の借金で破綻する~っ!」
 の財政破綻プロパガンダで、事項要求について最少額に抑えようとするでしょう。


 あるいは、支出を増やすならば、増税する、です。
 

 今回の攻防の焦点は、「通常予算を大幅拡大しても、何の問題もなかった(ないです)」が実証できるかどうかになります。ちなみに、「補正予算を大幅拡大をしても、何の問題もなかった」ことは、すでに2020年度に証明されています。


 財務省にとって「通常予算を激増させるか、否か」は、いわゆる本土決戦に近いほど前線が後退していることになります。だからこそ、連中は狂ったように財政破綻論をまき散らすことになるでしょう。

来年度予算案概算要求 「事項要求」が相次ぎ財源が課題に
 来年度・令和5年度の国の予算案の概算要求は2年連続で110兆円を超える見通しとなりました。
防衛をはじめとする重要政策について、各省庁から金額を示さない「事項要求」が相次いだことで、実際の要求額はさらに膨らむとみられ、年末の予算編成に向けては財源の確保が大きな課題となります。
 来年度予算案の編成に向けて各省庁が財務省に対して行う概算要求は31日締め切られ、一般会計の要求の総額は、110兆円を超える見通しとなりました。
 要求総額が110兆円を超えるのは去年に続いて2年連続です。
 今回の概算要求では、防衛やGX=グリーントランスフォーメーション、それに子ども政策といった重要政策を中心に、金額を示さない「事項要求」が相次ぎ、実際の要求額はさらに膨らむ見込みです。
 その一方で、国債や借入金をあわせたいわゆる「国の借金」がことし6月末時点で1255兆円となり、財政状況は悪化の一途をたどっています。(後略)』
 

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 懸念するのは、立憲民主党執行部が先祖返りしてしまったことを受け、
「政府・与党は財政破綻の懸念が高まっている最中に、これだけムダな予算を増やすのか!」
 的な政権攻撃に乗り出さないか、という点です。


 泉代表は、積極財政派ではあるのですが、今回、執行部入りした連中は、基本的には「緊縮を主張し、勝利した民主党」の重鎮たちです。


 ちなみに、現在の日本が「どういう状況」にあるのか、防衛省の概算要求を読んでいて仰け反りましたので、ご紹介します。特に、立憲民主党の「まともな議員」たちに知ってほしい。

【我が国の防衛と予算 Defense Programs and Budget of Japan 令和5年度概算要求の概要】
(P19)【装備品の維持整備】
○装備品の維持整備
 部品不足等による非可動を局限し、保有装備品の可動数を最大化するため、十分な部品を確保し、確実に整備。
<装備品の部品不足の例>
 部品取りされたF-2
 部品取りされたP-1

 軍隊が最前線で、部品到着の遅れを受け、同型兵器から部品取りする「共食い整備」は、まあ、普通ですが、平時には有り得ない!
 

 平時に共食いしている軍隊といえば、韓国軍です。韓国軍の共食い整備の記事を数年前に読み、
「何、やっているんだ・・・・、こいつらは・・・・」
 と、嘆息した記憶があるのですが、まさか自衛隊までもが共食い整備をしているとは!
 

 野党の皆さん(特に立憲民主党の国会議員の皆さん)、これが現実なのですよ。


 令和5年度予算の議論において、与野党の政治家の皆さんには、
「自衛隊が共食い整備をしているような有様だ! こんなちっぽけな予算拡大で国民を護れるか!」 
 と主張してくださいますよう、心から祈念しております。

 

「平時に共食い整備する軍隊とかありえないだろ!」に、ご賛同下さる方は、

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