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「財務省が掲載している決定的な証拠」(前半)三橋貴明 AJER2022.6.14
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「HAL YAMASHITA東京 エグゼクティブシェフ 社団法人日本飲食団体連合会 副会長 山下春幸」様が加わって下さいました。

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国家の貨幣の真相 政府の「債務超過」こそが我々の純資産になっている[三橋TV第561回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/DfG_ZvN1ex0

 

 

 さて、行ってまいりました池袋HUMAXシネマズ。なるせゆうせい監督、加藤小夏主演、「君たちはまだ長いトンネルの中」

【2022年6月17日 池袋HUMAXシネマズ前にて】


 まさか、本当に満席になるとは思いませんでした。
 と言いますか、アイドル美少女が主演の映画の初日が、あれだけ幅広い年齢層の人々で埋め尽くされたというのは、史上初めてでは?


 上映館を増やすためには、昨日に加えて、本日も重要になりますので、観に行かれていない皆様、なにとぞよろしくお願いいたします。
 

 最近、講演が復活し、わたくしは久方ぶり(二年ぶり)に出張と深夜労働(わたくし的には20時以降労働)が多くなってきました。明日まで、五日連続で講演です。(土日ないです)


 わたくしは夜が弱い(代わりに朝に強い)ので、結構きついのですが、参議院選挙目前ということで、各党の方々との対談番組も次々に撮っているため、長時間労働が続いてます。皆さん、昼間は政治活動をされているので、夜しか撮れないことが多いのです。


 ちなみに、わたくしは別に価値観の違いに噛みつくことはありません。加藤小夏ちゃん演じる、高橋アサミちゃんと同じですな。


「私は自己利益最大化のみが目的だ。そのために国民が苦しんでも構わない」
 と、宣言した上で、レントシーキングなり構造改革をするならば、別に責めません。議論して、どちらが多数派になるかフェアに争えばいいのです。民主制の国民国家なのだから。


 わたくしが許せないのは、「嘘」です。例えば、
「日本の公務員は多すぎる」
「人口が減っている国は経済成長しない」
「インフレ率と生産性向上率は負の相関関係にある」
 といった、データが明確に否定する「嘘」を平気で主張する連中は、許せません。というか、あの人たちって、よくもまあ、平気で「嘘」を言えるよね。頭の中、どうなっているんだろ? 一回、覗いてみたいよ。


 「君たちはまだ長いトンネルの中」の主人公も、価値観ではなく「嘘」を論破していきます。何というか、二階堂議員などが「嘘の主張」している時間帯に耐えれば、その後、「正論による快感」を味わえる展開が基本ストーリーなのですね。まあ、現実は映画のストーリーのままにはいきませんが、それでも「切っ掛け」になることは間違いありません


 個人的には、劇場での上映が終わった後のネトフリなどでの展開が、決定打になりそうな予感がしています。

 

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

http://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

第四十一回「皇統論 平将門の乱-新皇ー」「歴史時事 神がそれを望んでおられる」がリリースになりました。
ぜひ、ご入会下さい。

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「新しい資本主義」実現のため“分配・投資”必要~岸田首相
 岸田首相は自らが掲げる政策「新しい資本主義」を実現するため、企業に眠る320兆円の現預金、個人が保有するおよそ1100兆円の現預金をしっかり分配・投資に回すことが必要だと述べた。』

 こいつは一体、何を言っているんだ?
 企業や家計の現預金を「投資(株式投資?)」や「分配???」に回した所で、別に民間の預金が増えるわけではないのだが・・・・?


 企業が預金を投資に使えば、受注した別の企業の銀行口座に預金が移るだけ。
 家計が預金を株式購入に使えば、株式を売った誰かの銀行口座に預金が移るだけ。
 

 企業-家計で銀行口座の残高を移動するだけで、なぜ国民が豊かになる?(豊かにしようとは思っていないのだろうけど、一応)


 まだしも、
「企業や家計の借金(銀行からの借り入れ)を増やします」
 というのならば、実現性は置いておいて、民間のマネーストックは増えます。とはいえ、既存の預金を受け渡ししたところで、全体のMSが増えるわけではない。しかも、企業の設備投資はともかく、株式投資はGDPを一円も(※証券会社の手数料除く)増やさない。さらに、デフレ(総需要不足)が続く国で、企業の設備投資が増えるはずがない。

 

 豊かになるを「国民の純資産」が増えること、と定義すると(反発する人はいないでしょうが)、岸田の方針では絶対に実現しないのです。理由は、誰も借り入れを増やさないためです。誰かの純資産は、誰かの純負債。誰かが純資産を増やしたいならば、誰かに純負債を増やしてもらわなければならないのですよ。


 結局のところ、財務省支配下にある岸田内閣は、財政支出を増やしたくない。それでも、経済成長は求められる。ならば、
「民間よ、借り入れて、投資しろ」
 とやるべきなのですが、それはさすがに反発を買うことはわかっている。というわけで、
「民間よ、既存の預金を動かせ」
 と、ほとんど経済成長には貢献しないにも関わらず、やっているふりをする。


 これは、許せない。まだしも、
自分(岸田)は国民を豊かにする気は全くないが、やったふりをしなければ票が入らないので、分配、投資を強調している
 と、正直に言われた方が「価値観の違い」ということで理解できるのですが。


 というわけで、嘘まみれの岸田内閣、自民党政権(事実上の)に打撃を与えるべく、わたくしは(経済政策が)まともな野党の皆様をひたすらサポートすることにしたのでございますよ。


 間もなく、参議院選挙の公示日です。

 

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