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「緊縮財政との戦いがクライマックスに近づいている」(前半)三橋貴明 AJER2022.4.12
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「HAL YAMASHITA東京 エグゼクティブシェフ 社団法人日本飲食団体連合会 副会長 山下春幸」様が加わって下さいました。

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もう、やるしかない!全国の積極財政派議員の皆さん、連携しよう[三橋TV第540回]広瀬大海・三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/ncW-gAZGM0c

 

 

 

 わたくしは今まで、
「国民経済にとって最も重要なのは供給能力」
 と、繰り返してきましたが、認識を改めなければならないかも知れません。「国民経済にとって最も重要なのは「モノ」である」に。

【経済の五要素】


http://mtdata.jp/data_70.html#goyouso

 供給能力とは、資本、人材(労働)、技術の三つから構成されます。
 これまでのわたくしは、「モノ(資源)」については、必要な分が供給されるという認識でしたが、これもまた「平和」が前提のグローバリズム思考だったようです。


 ロシアがポーランドやブルガリアに対する天然ガス供給を停止しました。


 欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、
「ロシアが天然ガスを脅迫の道具にしている」
 と、批判しましたが、供給されないものは供給されない。


 「脅迫の道具にしている!」と、批判したところで、「そうだけど、何か?」と返される時代が訪れたわけですね。
 

 そして、生きていく上での絶対的な必需品という「モノ」が提供されない時点で、我々は「死の危機」に瀕することになるのです。

 

【池田悠 一次資料が明かす南京事件の真実 アメリカ宣教師史観の呪縛を解く】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

中国共産党が「南京大虐殺!」と喧伝する南京事件とは、何だったのか? 実は「日本」や「中国」にのみ注目していると、その真実を理解することは絶対に不可能です。今回、南京事件の真相を「パーフェクト」に暴いた「一次資料が明かす南京事件の真実」を刊行された池田悠氏にご登壇頂きました。「驚愕」としか表現のしようがない「真実」を知って下さい。
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肥料高が食料危機に波及 価格2倍超、侵攻で供給停滞 収穫減り新興国に打撃
 世界的な肥料価格の高騰が深刻になっている。ウクライナ侵攻で制裁を受けた主産国ロシアやベラルーシからの供給が停滞しているためで、代表的な価格指数は1年で2倍超に上がった。穀物など世界の食料生産に影響が出ており、食料価格を押し上げている。新興国を中心に広がる食料危機が一段と深刻になりかねない情勢だ。
 世界銀行が算出する肥料価格の指数(2010年=100)は3月に237.6と前年同月の2.3倍に急騰し、08年以来、14年ぶりの高値を記録した。主要品種の塩化カリは同月に1トン562ドルと前年の2.8倍まで上がり、主要肥料の中で最も高い上昇率を示した。尿素も2.6倍の907ドル台で取引された。(後略)』

 日本にしても、化学肥料原料のリン、カリウムが100%輸入依存。輸入先について、中国の輸出抑制以降、ロシアにシフトしつつありました。そのロシアが戦争に突入し、今後の調達が見通せない状況になりつつあります。。ちなみに、リン鉱石の生産は首位が中国、4位がロシア、カリウムは3位がロシア、4位中国です。


 肥料価格が高騰するとなると、日本の食料自給率はますます下がることになります。


 この「現実」を前にしても、岸田内閣は緊縮財政路線を転換しない。というより、ほとんど何もしようとしない。
 

 結果、皮肉な話ですが、これから始まる(というか、始まっている)国民の困窮こそが、緊縮路線転換のための「最凶の武器」になる可能性があるわけです。悲しい現実ですが。
 

「政府はいい加減に緊縮路線を転換しよう!」に、ご賛同下さる方は、

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