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「災害死史観から紛争死史観への転換を」(前半)三橋貴明 AJER2022.4.5
 

 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「HAL YAMASHITA東京 エグゼクティブシェフ 社団法人日本飲食団体連合会 副会長 山下春幸」様が加わって下さいました。

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骨太の方針閣議決定と参議院選挙 我々は何をやるべきなのか?[三橋TV第533回]Can・三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/HvUARuBcLBY

 


 誰かの黒字は、別の誰かの赤字。
 政府がプライマリーバランス(基礎的財政収支、以下PB)を黒字化すると、反対側で誰かが赤字になるしかない。具体的には、家計、企業、海外の三者の内の誰かです。


 日本の場合、世界最大の対外純資産国で、所得収支の黒字が巨額であるため、経常収支の黒字は(貿易収支が赤字化しても)続きます。つまりは、海外は常に赤字。


 もっとも、さすがの内閣府も海外の赤字(日本の経常収支の黒字)が「拡大」することは想定できていません。結果、政府のPB黒字化の「ツケ」は、民間(家計、企業)が黒字を減らし、赤字化していくことで支払うことになります。


 というか、そういうシミュレーションを堂々と公開しているわけです。

【内閣府試算 日本の部門別収支の推移(成長実現ケース、対GDP比%)】

http://mtdata.jp/data_78.html#bumon

 

 さすがの内閣府も、
「民間の黒字を減らさずに、政府の赤字を減らす」
 というシミュレーションはできなかったのです。当たり前ですが。


 現在、自民党内ではPB目標の凍結?維持?について大激論が展開されています。予想以上に、緊縮派はしつこいそうです。
 

 もはや、ここまでくると、

「どちらが正しいか?」
 ではなく、単なる政治ゲームでございますね。勝つか、負けるか。


 この世界で最も愚かな政治ゲームにより、日本のPB黒字化路線は維持され、次第に政策が「狂気的」になって参りました。

 

【池田悠 一次資料が明かす南京事件の真実 アメリカ宣教師史観の呪縛を解く】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

中国共産党が「南京大虐殺!」と喧伝する南京事件とは、何だったのか? 実は「日本」や「中国」にのみ注目していると、その真実を理解することは絶対に不可能です。今回、南京事件の真相を「パーフェクト」に暴いた「一次資料が明かす南京事件の真実」を刊行された池田悠氏にご登壇頂きました。「驚愕」としか表現のしようがない「真実」を知って下さい。
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新型コロナのワクチン接種費用 「国の負担から地方自治体に変更」財政審が議論
 財務省の審議会は、新型コロナの収束後に向け、ワクチンの接種費用の負担を国から地方自治体に変更する議論を求めた。
 国の予算のあり方を議論する財務省の審議会(財政制度等審議会)は、新型コロナウイルスに対する医療支援などについて話し合った。
 ワクチンの確保や接種には4.7兆円の予算が使われている。
 国民1回のワクチンの購入費用として約2700円、接種費用で約3700円が使われ、審議会はコストが高いと指摘している。
 さらにコロナ収束後に向けて、今の国の全額負担から地方自治体の負担に変更する議論をまずすべきだとした。地方の負担となった場合は、自己負担となる可能性もある。』

 地方救済のために「地方交付税交付金の増額」の議論をしなければならない時期に、何とワクチン接種費用を「地方自治体に負担させろ」とやってくる。


 財務省は、大げさでも何でもなく狂気の省庁です。
 

 地方自治体は、我々と同じく「貨幣の利用者」です。ワクチン接種費用を負担しろという話になると、地方債発行も制限されているため、「ワクチン税」でも新設するしかありません。


 PB黒字化路線が維持される限り、この種の「狂気の政策」が次々に推進されることになります。というか、されてきました。


 皆様も、是非ともPB目標破棄のための「政治活動」に参加してください。
 例えば、三橋TVにご登場頂いたcanさんの署名活動にご協力頂くだけでも構いません。

 よろしくお願いいたします。
 

「PB目標を破棄せよ!!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

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