株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「災害死史観から紛争死史観への転換を」(前半)三橋貴明 AJER2022.4.5
 

 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「HAL YAMASHITA東京 エグゼクティブシェフ 社団法人日本飲食団体連合会 副会長 山下春幸」様が加わって下さいました。

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

 

日本は発展途上国か・・・ブームでエネルギー政策を決めるな!![三橋TV第531回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/d4102U8G7SM

 


 誰かの黒字は、誰かの赤字。
 ここで言う「黒字」「赤字」とは、損益計算書の黒字赤字ではありません。「純資産の増加(もしくは純負債の減少)」「純負債の増加(もしくは純資産の減少)」になります。


 純資産・純負債の増加(あるいは減少)は文字通り「=資産-負債」「=負債-資産」の変動により生じます。
 資産と負債の変動。つまりは、貸し借りです。


 政府が1兆円の国債を発行し、国民に支出をすると、
「政府の純負債増、国民の純資産増」
 と同時に、
「政府の赤字増、国民の黒字増」
 となります。


 そして、国家には赤字になろうとも提供しなければならない公共サービスがあります。さらには、政府が赤字になっているということは、反対側で「誰か(国民)の黒字」が増えている。


 この当たり前のことを理解せず、
「赤字の政府の事業はやめろ!」
 と、愚かな「ムダの削減」を続けた結果、国民が貧困化し、安全保障が弱体化したわけです。


 当たり前です。政府が赤字を削れば、国民の黒字も削られる。さらには、安全保障関連のサービスは、黒字・赤字に関係なく提供されなければなりません。
 

【池田悠 一次資料が明かす南京事件の真実 アメリカ宣教師史観の呪縛を解く】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

中国共産党が「南京大虐殺!」と喧伝する南京事件とは、何だったのか? 実は「日本」や「中国」にのみ注目していると、その真実を理解することは絶対に不可能です。今回、南京事件の真相を「パーフェクト」に暴いた「一次資料が明かす南京事件の真実」を刊行された池田悠氏にご登壇頂きました。「驚愕」としか表現のしようがない「真実」を知って下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

公営企業、全体の1割超が赤字 鉄道など交通が大幅悪化 白書にみる地域再生・地方財政白書編(下)
 上水道や下水道、交通機関、病院などの住民サービスを提供する自治体の公営企業のうち、赤字事業が1割を超える状況が続いている。2022年版地方財政白書によると、20年度に決算対象事業で赤字だったのは1098事業で、全体の13.6%を占めた。19年度から0.6ポイント増えた。
 公営企業の事業は20年度末時点で合計8165事業あり、このうち4割強を下水道、2割強を簡易水道を含む上水道が占める。病院が8%、介護サービスが6%と続く。
 業種別に赤字の状況をみると、交通の悪化ぶりが目立つ。地方公営企業法の適用事業で集計した赤字事業の割合は85.1%で、鉄道事業の不振などで19年度の6割弱から急激に増えた。京都市営地下鉄は20年度、新型コロナウイルス流行による観光客の減少などから14年度以来の経常赤字となった。(後略)』

 無論、地方自治体にとって、税金は「財源」です。とはいえ、国家には「地方交付税交付金」という「政府が発行した貨幣」を地方自治体に移転する仕組みがあるのです。


 ところが、日本は小泉政権以降、地方交付税交付金を削減。さらには、デフレが継続したため、税収も減少。
 

 結果的に、公共サービスの提供を困難にしていき、レントシーカーたちにより「民営化」というストーリーで「公の切り売り」が行われてきました。


 必要な公共サービスは、黒字赤字に関係なく、地方自治体は提供しなければならない。そして、中央政府は必要があれば、国債を発行し、地方交付税交付金で公共サービスの費用を負担すればいい


 この当たり前の事実を、日本国民は早急に学ぶ必要があると思うのです。
 公共サービスは、赤字で良いのです。

 

「公共サービスは赤字で良い」にご賛同下さる方は↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。