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「ロシアのウクライナ侵攻とグローバリズムの終焉」(前半)三橋貴明 AJER2022.2.28
 

 

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ポスト消費税10%の議論が始まった!緊縮派の既成事実化を許すな![三橋TV第517回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/pGuSGlpJ6uI

 


 ロシアが事実上のデフォルト状態(財政破綻)に突入しています。
 プーチン大統領は、ドル建てロシア国債を「ルーブル」で返済することを「容認」しました

 すみません、何を言っているのかわからないと思いますが、自分でも何を言っているのかわからないです。
「ドル建てで返済する債務を、ルーブ­­ルで返済」
 の時点で、債務不履行でございます。

プーチン大統領、ルーブルで対外債務返済を「容認」
 ロシアのプーチン大統領は5日、ロシアの通貨ルーブルでの対外債務返済を一時的に認める大統領令に署名した。大統領令は同日発効した。ウクライナ侵攻による経済制裁でドル取引ができずルーブル相場も下落する中、デフォルト(債務不履行)を回避する狙いがあるとみられる。
 大統領令によると、ロシアやロシア企業の「非友好国」の債権者に対する措置。ロシア中央銀行が定めた為替レートに相当する金額を支払えば、債務履行と見なされるとしている。(後略)』

 いやいや、債務履行とはみなされないでしょう。どう考えても。


 ロシア政府は、すでにルーブル建て政府債務のクーポン(金利)支払いを停止しています。理由は、
「自国通貨建て国債でも財政破綻するじゃないか~っ!」
 という話ではなく、単純に送金ができないためです。(SWIFTから排除されたため)


 分かりやすく表現すると、
「銀行口座を持たない人に、銀行振り込みはできない」
 わけでございます。
 

 さらに、3月16日から国債の償還が始まります。この時点で、ドル建て国債をルーブル建て国債で返済した場合、デフォルトと判断するべきでしょう。(厳密には、一か月の猶予があるため、4月15日に最終確定です)


 それ以前に、ルーブル建ての支払いを、投資家が物理的に受け取れるかどうか。受け取っても、債務履行とは認めないでしょうが。


 いずれにせよ、ロシアの財政破綻は確定したと断言して構わないでしょう。


 また、ルーブルを受け取れたとったとしても、現在もルーブルは下落中。昨日、ルーブルは1ドル=130.9338ルーブルまで下落しました。というか、そもそも為替取引成立が困難になっています。
 

 中国のCIPSがSWIFTを代替するのではないかといわれていましたが、今のところ動きはないようです。(そもそも、CIPSの決済実績は、SWIFTの四千分の一程度です)
 

【池田悠 一次資料が明かす南京事件の真実 アメリカ宣教師史観の呪縛を解く】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

中国共産党が「南京大虐殺!」と喧伝する南京事件とは、何だったのか? 実は「日本」や「中国」にのみ注目していると、その真実を理解することは絶対に不可能です。今回、南京事件の真相を「パーフェクト」に暴いた「一次資料が明かす南京事件の真実」を刊行された池田悠氏にご登壇頂きました。「驚愕」としか表現のしようがない「真実」を知って下さい。
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 日本経済への直接的な影響としては、エネルギー価格の高騰です。エネルギー価格は、すでに08年の資源バブル期の水準に上昇しています。


 取る物も取り敢えず、ガソリン税のトリガー条項凍結解除が必要です。

 

 国民民主党の榛葉幹事長は、2月25日、
「岸田首相が『(凍結解除を)必ずやる』と(玉木)代表に言ったと聞いている。一国の首相がウソをつくわけがない」
 と発言しています。それに対し、岸田総理は昨日、
「約束していない」
 と答弁しています。


 ドイツはロシア・ウクライナ戦争を受け、エネルギーのロシア依存を引き下げるため、LNG基地の建設を決定。相変わらず、決断が速い。


 それに対し、我が国は「国民を救うための減税」すら、遅々として進まない。
 

 岸田総理の「人の話をよく聞く」とは、「決断しない」という意味だったのでしょうか。
 

 総理が本気で「日本国民の生活・所得」を考えるならば、今、トリガー条項凍結の解除を決断しなければなりません。
「真剣に検討する」
 とか、そういうのはもういいので、「決断」してください
 

「ガソリン税のトリガー条項凍結解除を決断せよ!」に、ご賛同下さる方は、

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