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「ネットの資金需要」(前半)三橋貴明 AJER2022.2.8
    

 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「HAL YAMASHITA東京 エグゼクティブシェフ 社団法人日本飲食団体連合会 副会長 山下春幸」様が加わって下さいました。。

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積極財政への転換のためには構造改革主義者をも取り込むべきか?[三橋TV第514回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/p7ebuw3O8z8

 


【Front Japan 桜】安全保障を食べるワニ / ウクライナとアジア / 人間の本性って善人or残酷?~映画『ヴォイジャー』[桜R4/2/28]

 

【ch桜・別館】背も伸びる?三橋流健康の秘訣[桜R4/2/28]


 目の前で「歴史」が動いている。2月28日だけで、重要な報道がいくつもありましたので、将来のために記録しておこうと思います。


 ウクライナとロシアの停戦交渉(一回目)が行われました。ウクライナ代表である、大統領府のポドリャク顧問は、
「ロシア側は残念ながら自ら開始した破壊的なプロセスに対して非常に偏った見方をしている」
 と、ツイート。


 双方、結果を持ち帰り、再協議となりますが、相当に難航しそうです。
 

 そんな中、西側諸国(と表現するべきでしょう)は、ロシアをSWIFTから排除


 昨日のチャンネル桜で解説していますが、SWIFT(国際銀行間通信協会)は国際的な銀行決済システムです。
 

 銀行預金は銀行にとって「負債」です。異なる銀行間の振り込みは、
「振込元の銀行の預金(負債)を減らし、振込先の銀行の預金(負債)を増やす」
 ことになります。というわけで、国内では日本銀行が振込元の日銀当座預金を減らし、振込先の日銀当座預金を増やすことで決済しているのです。


 SWIFTは、これの国際版になります。
 

 というわけで、SWIFTから排除されると、ロシアは国際交易の決済ができなくなることになります。

 

【池田悠 一次資料が明かす南京事件の真実 アメリカ宣教師史観の呪縛を解く】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

中国共産党が「南京大虐殺!」と喧伝する南京事件とは、何だったのか? 実は「日本」や「中国」にのみ注目していると、その真実を理解することは絶対に不可能です。今回、南京事件の真相を「パーフェクト」に暴いた「一次資料が明かす南京事件の真実」を刊行された池田悠氏にご登壇頂きました。「驚愕」としか表現のしようがない「真実」を知って下さい。
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ロシア通貨ルーブル急落 過去最安値を更新 欧米の経済制裁で
 ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対する欧米の経済制裁を受けて28日の外国為替市場ではロシアの通貨・ルーブルが売られ、ドルに対して一時1ドル=115ルーブル前後まで値下がりしてこれまでの最安値を更新しました。
 アメリカとヨーロッパ各国などは26日、SWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置を実行することで合意しました。
 これを受けて28日の外国為替市場ではロシア経済の先行きへの懸念が広がってロシアの通貨、ルーブルを売ってドルを買う動きが強まり、一時1ドル=115ルーブル前後まで値下がりし過去最安値を更新しました。(後略)』

 桜でも話しましたが、ポイントは中国が構築した国際決済システムCIPSがどこまで代替できるか、です。


 中国の習近平は、ロシアのウクライナ侵攻に対し、態度表明は留保しつつも、米欧の制裁についてはロシアを支援するように指示しています。ロシアの小麦、エネルギー輸出や、必需品の輸入がCIPSで決済されるとなると、SWIFT排除の効果は限定的にならざるを得ません。

ドイツ首相、国防費の大幅増額を表明-ウクライナ危機で歴史的転換
 ドイツのショルツ首相は27日、国防費を大幅に引き上げる計画を発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、歴史的な政策転換に踏み込む。
 同首相は連邦議会(下院)で演説し、軍の強化に向けた基金に今年1000億ユーロ(約13兆円)を振り向ける方針を示すとともに、政府は2024年までに国内総生産(GDP)の少なくとも2%相当を国防費に毎年充てると表明した。(後略)』

『スウェーデン、国是破りウクライナに武器供与へ
 スウェーデンは27日、紛争当事国に兵器を供与しない国是を破り、ウクライナに対戦車砲などの軍事物資を送ると発表した。(後略)』

 最近、大石久和先生の「紛争史観と災害史観」について話す機会が増えています。
 紛争史観の国々は、「変われば、対抗可能」な人間との紛争のために、変わる。
 災害史観の国(日本)は、「変わっても、対抗しようがない」災害に対し、諦め、助かったことを互いに喜び合い、変わらない。

岸田首相、核の共有「認められぬ」 非核三原則を堅持―参院予算委
 岸田文雄首相は28日の参院予算委員会で、米国の核兵器受け入れ国が使用に際して意思決定に加わるニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)の検討を求める声が出ていることについて、「非核三原則を堅持するわが国の立場から認められない」と語った。(後略)』

 最近、ダーウィンのあの言葉が、頭にこびりついて離れません。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一、生き残るのは変化できる者である」
 

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