株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「ネットの資金需要」(前半)三橋貴明 AJER2022.2.8
    

 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「株式会社マネネCEO・経済アナリスト 森永康平様」が加わって下さいました。

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

 

ムーディーズのシニアバイスプレジデントで「これ」だよ・・・[三橋TV第512回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/9pr39E0i4yE

 

 

 ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始しました。
 2022年2月24日、アメリカを覇権国とする第二次グローバリズムは、完全に終わったと捉えるべきでしょう。


 グローバリズムは、イギリスが覇権国だった第一次も同じだったのですが、
自由貿易というグローバリズムのルールを各国に守らせる
 覇権国なしでは成立し得ません。


 何しろ、覇権国がない場合、各国の権益のぶつかり合いと「戦争」は避けられないのです。当然ながら、国境は高くなる。


 そして、覇権国が「自由貿易」を標榜し、一見、フェアなグローバリズムが成立しているように見えても、実際には「裏切る国」が出てくる。
 

 表向きは自由貿易を叫びつつ、実際には保護貿易を推進。やがて、生産性で覇権国を追い抜き、「覇権への挑戦国」となる。
 第一次グローバリズムでは、ドイツ、アメリカが、第二次グローバリズムでは中国が「覇権への挑戦国」になりました。

中国、ウクライナ情勢で自制呼び掛け 「侵攻」ではないと主張
 中国外務省報道官は24日の定例会見で、ウクライナ情勢に関わる各国に自制を求めた上で、ロシア軍の行動について、海外メディアが表現するようなウクライナへの「侵攻」ではないとの認識を示した。』

 ウクライナはNATOに加盟していないため、NATO諸国にウクライナを助ける義務はありません。
 実際、NATOのストルテンベルグ事務総長は、東欧での部隊増強の方針を示しつつも、ウクライナには部隊を派遣しないと発言しました。
 

 無論、アメリカをはじめとする「西側諸国」は、ロシアに厳しい「経済制裁」を課すことになります。
 とはいえ、逆に言えば「それだけ」です。


 そして、台湾もアメリカと軍事同盟を締結しているわけではない。中国側からしてみれば、
「あ、その程度なの」
 という話なのでしょう。


 台湾有事は、もやは「確実にある」と認識するべきです。
 東アジアで戦争が起きる可能性は、ロシアのウクライナ侵攻により一気に高まりました。

 

【池田悠 一次資料が明かす南京事件の真実 アメリカ宣教師史観の呪縛を解く】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

中国共産党が「南京大虐殺!」と喧伝する南京事件とは、何だったのか? 実は「日本」や「中国」にのみ注目していると、その真実を理解することは絶対に不可能です。今回、南京事件の真相を「パーフェクト」に暴いた「一次資料が明かす南京事件の真実」を刊行された池田悠氏にご登壇頂きました。「驚愕」としか表現のしようがない「真実」を知って下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 ところが、我が国は未だに「プライマリーバランス黒字化目標」により、政府の手足を縛っている。
 自民党の財政政策検討本部は、予定の勉強会を終え、中間取りまとめに入っています。取りまとめるのは、青木泰樹先生。

参考動画【財政政策検討本部が近く中間報告!ついに決着か?積極財政VS財政再建【西田昌司ビデオレター令和4年2月23日】】

自民積極財政議連 入会は71人に
 自民党の若手国会議員でつくる「責任ある積極財政を推進する議員連盟」は24日、国会内で会合を開いた。共同代表に中村裕之衆院議員、谷川とむ衆院議員、中西哲参院議員が就く役員案を了承した。中村氏によると同議連への入会は71人。会合では、経済評論家の中野剛志氏が「高橋是清の経済政策と現代への教示」をテーマに講演した。』

 与党自民党では、ジリジリと貨幣観、財政観の修正が進んでいっていますが、間に合うのでしょうか。
 間に合わせなければなりません。


 この差し迫った状況では、「緊縮財政派は親中派」というレッテル貼りは、極めて有効だと思います(本人たちは意識していないでしょうが、実際にそうですし)。特に、自民党の「保守」を自称する連中には効くでしょう。


 今、グローバリズム路線を捨て去り、積極財政への転換を果たさなければ、現在のウクライナは将来の日本です。

 

「今こそグローバリズム路線を捨て去ろう!」に、ご賛同下さる方は、

↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。

◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。

㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。