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「地方自治体も貨幣の発行者になれる」(前半)三橋貴明 AJER2020.9.13
    

 

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総選挙の前に知らなければならないこと 消費税・社会保険料・インボイス [三橋TV第462回]三橋貴明・高家望愛

 

2021衆議院総選挙生放送特番 新党くにもりの奮闘!
https://youtu.be/FdFrsHOzylw

 第49回総選挙が終わりました。
 実に「過渡期」らしい、何とも微妙な結果になりました。 

【衆院選 開票速報】
https://www.asahi.com/senkyo/shuinsen/2021/kaihyo/

 まずは、最も目立った「日本維新の会」の「躍進」ですが、何気に維新は2012年の総選挙では54議席、14年は41議席だったのです。17年の総選挙では(希望の党の影響もあり)11議席に減りましたが、今回、41議席と17年時点(選挙前)に「戻った」わけです。


 もちろん、大阪における維新のパワーは凄まじく、戦慄せざるを得ませんが、元々(17年までは)維新は第三党だったことを考えると、やはり「戻った」と理解するべきなのでしょう。維新的な「改革」「革新」を好む有権者は、それなりに存在しているのです。
 

 また、自民党は投票締め切り後の予想とは異なり、261議席(公示前は276)と「健闘」しました。


 個人的に心配していた、
「(選挙にそれほど強くない)若手の積極財政派(日本の未来を考える会の中核メンバー)が、全滅するのではないか・・・」
 という懸念は外れ、多くの積極財政派の若手の多くは、もちろん比例復活の方もいますが、議席を確保することができました


 矢野論文の影響もあり、積極財政派に逆風が吹くのではないかと思っていましたが、少なくとも、
「積極財政が嫌悪され、落選する」
 という「風」は吹かなかった
ようです。


 積極財政といえば、明確な積極財政派である国民民主党、及びれいわ新選組は議席を伸ばしました


 れいわ新選組は議席数を3に伸ばし、国民民主党は11議席で、共産党(10議席)を上回った。もちろん、積極財政派が多数派になったわけではありません。それでも、先ほどの自民党積極財政派同様に、
「積極財政が嫌悪され、落選する」
 という傾向は(現時点では)確認できません。


【歴史に魅せられて、myが聞いてみた〜皇統論編〜(前篇)】

現在、三橋貴明とmyによる特別コンテンツ「歴史に魅せられて、myが聞いてみる 皇統論編 (前編)」がご視聴頂けます。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

 投票締め切り後には「躍進」と予想されていた立憲民主党は、公示前の109議席から96議席に落とした


「積極財政の国民民主党、れいわ新選組が伸ばし、煮え切らなかった立憲民主党が議席を減らした」
 という事実は、今後、政局に影響を与えるかも知れません。


 そんな中、佐賀一区では原口一博・立民副代表が、何と133票差で勝利。これは、市議会議員選挙で言えば「1票差」と言っても過言ではない僅差です。
 また、東京六区で落合貴之氏が福田赳夫元総理の孫で、自民党・前職の越智隆雄氏を破った。
 

 原口氏や落合氏といった立民内の積極財政派がパワーを高めるのは、「経世済民」という観点から望ましいと思います。
 

 それにしても、甘利幹事長や小沢一郎氏の小選挙区落選(共に比例復活)や、石原伸晃氏の完全落選は驚きました。何となく「世代交代」を求める世論が感じられます。


 さて、岸田内閣が継続することが確定したわけですが、今後の焦点は「補正予算」です。

自民・高市氏「明日から政調は動き始める」 補正論議など加速
 自民党の高市早苗政調会長は31日、ニッポン放送の番組で、「選挙終わりましたので、明日から政調は動き始めます」と述べ、経済対策や補正予算案策定に向けた論議を加速させる意向を示した。
 高市政調会長は「一刻も早く補正予算を組んで、とにかく非正規の方、あと学生の方、子育て世帯の方、女性の方、特にコロナ禍で影響を受けた方に対してきっちりとした支援をしていく」と述べた。事業者支援については「地域と業種を限定せずに、事業規模に応じてしっかりと支援をする」とし、「今は積極財政をすべき時だと思う」と改めて強調した。』

 コロナ禍は落ち着いていますが、政府の緊急事態宣言の影響で所得激減に見舞われた国民が苦難から解放されたわけではありません。
 

 与野党の政治家には早急に「積極財政」の議論を開始し、国民を救って欲しい。
 

 我々が「国民を救う政府」が存在する国に暮らしており、日本に産まれて良かったと思える「政策」を打ち出して欲しい。手遅れになる前に。
 

「与野党は『国民を救う政策』を即座に実行してくれ!」に、ご賛同下さる方は、

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