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「政治の本質ー中間組織の復活を」(前半)三橋貴明 AJER2020.8.9
    

 

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緊縮打破のために 横軸の「競争」と縦軸の「ボトムアップの圧力」が必要だ! [三橋TV第428回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/eFBVVeop7vk

 
 本日はチャンネル桜「【討論】夏のキャスター大討論 Part2[桜R3/8/13]」に出演します。14時30分からLive配信です。

 三橋TVで、「縦軸のボトムアップ」と「横軸の競争」が緊縮財政転換のために必要と語っています。


 縦軸のボトムアップとは、与党(特に自民党)の「下」からの突き上げです。
 

 各地の自民党の支部、所属する議員、一般の人々からの突き上げが無い限り、何しろ「普通に当選する」わけですから、国会議員が貨幣観を「転換」することはありません。


 逆に、
「このままでは地元の支持を得られず落ちる」
 との危機感を抱かせることで、初めて国会議員(あるいは候補)は緊縮財政という過ちを転換する可能性が生じます。

自民新潟県連「いかなる状況でも党員投票」総裁選で要望
 9月末の任期満了に伴う自民党総裁選について、党新潟県連は11日、二階俊博幹事長宛てで申入書を提出し、「如何(いか)なる状況下」でも全国の党員・党友による投票を含む形で予定通り実施するよう求めた。菅義偉首相や党執行部は総裁選を衆院選後に先送りし、選挙に勝ったうえで無投票再選に持ち込むというシナリオを描いており、こうした動きを牽制(けんせい)した形だ。(後略)』

 菅総理大臣は、二階幹事長の権力(公認権)を活用し、無投票で総裁選挙を乗り切りたいのでしょう。


 この種の「非・民主的」な動きに、各地の自民党県連が「抗議」していくことは極めて重要です。さらには、緊縮財政の転換を求めるようになって初めて、自民党の国会議員の貨幣観の「転換」が始まるでしょう。


 そして、横軸の競争。
 

 下からのボトムアップ(圧力)があったところで、競合が弱すぎ、負ける可能性がないとなると、貨幣観の転換は起きません。
 

 人間、自分が「正しい」と信じていたことを「間違い」と認めることは、意外に難しいのです。
 

 というわけで、野党が「緊縮財政!」と言っている限り、自民党も安心して「緊縮財政!」と言っていられるわけです。
 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

須藤元気に聞く、日本を豊かにする方法「政治家になるために格闘家になった」
 ずさん過ぎる与党の新型コロナウィルス対応に、怒りを覚えている国民は多い。それは政治家であっても例外ではない。中でも、ひと際目立った動きを見せているのが、参議院議員の須藤元気氏(@genki_sudo)である。(後略)』

 野党の代表的な反・緊縮財政派である須藤元気参議院議員が、
「積極財政の必要性に気付いたキッカケは、経済学者の中野剛志さんの著書『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』(ベストセラーズ)です。」

 と、中野先生の著作により「思想転換」したことを説明しています。(中野先生は経済学者ではないように思えますが。もちろん、わたくしも)


 さらに、「正しい貨幣観を身に付けよう」として、
「須藤:いまだに「日本の借金が~」と口にする“緊縮脳”と言われる政治家は多いです。また、人間には一度とった態度や立場を変えられない心理傾向“コミットメントと一貫性の原理”を有しており、積極財政の必要性を理解しても、簡単に主義主張を変えられる政治家はそうはいません。」
 とも語っています。


 その通りでしょう。これまで「正しいこと」として語ってきたことを、何しろ「180度」転換しなければならない。となると、言論の信用が問われてしまう。


 まあ、貨幣観は「ほぼ全ての人類」が間違えていたわけで、その事実が人々に知れ渡れば、政治家の転身も容易でしょう。


 とはいえ、現実は異なる。
 

 それでも、可能な限り「早く」国民や政治家の貨幣観を正すために、
積極財政の必要性を理解していただけるように根気強く発信を続け、世の中の流れを変える(須藤元気議員)」
 必要があるのですよ。


 残念ながら、近道はありません。それでも、諦めずに「発信していく」ことで、いずれは変わる。諦めない限り、負けないの根性が必要なのでございますよ。 

 

「政治家は貨幣観を正しく転換しろ!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

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