株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

【新番組】「安藤裕と三橋貴明の日本経済論 第二話」(前半)三橋貴明 AJER2020.6.7
    

 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「ジャーナリスト 上島 嘉郎様」が加わって下さいました。

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

 

PB黒字化目標破棄が国際合意された!「新たな財政規律」はインフレ率だ! [三橋TV第407回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/4dcIRG3GoQc

 ものすごい展開になってきた・・・。

【2021年6月25日(金) 深夜1:25~4:25 激論!"コロナ禍"国民生活と日本経済】
【司会】
田原総一朗
【パネリスト】
片山さつき(自民党・参議院議員)
馬淵澄夫(立憲民主党・衆議院議員)
小林慶一郎(慶応大学経済学部教授、政府『新型コロナ対策分科会』メンバー)
二木芳人(昭和大学医学部客員教授、医師)
藤井聡(京都大学大学院工学研究科教授、元内閣官房参与)
三浦瑠麗(国際政治学者、政府『成長戦略会議』民間議員)
森永卓郎(獨協大学経済学部教授、経済アナリスト)
山下春幸(日本飲食未来の会代表、料理人)
渡辺由美子(NPOキッズドア理事長)
北村美紀(テレビ朝日報道局経済部デスク)

 さらに、財務省の人事。

財務次官に矢野主計局長 官房長官時代の菅氏秘書官
 政府は23日、太田充財務事務次官(61)の退任を認め、後任に矢野康治主計局長(58)を充てる方向で最終調整に入った。来月中に発令する見通し。政府は18日に経済財政運営の基本指針「骨太の方針」を閣議決定しており、財政当局の体制を一新して来年度予算案の編成に臨む。(後略)』

 矢野主計局長は、例の「ワニの口」を考案した、財政破綻論、緊縮財政の主導者の一人です。決定的な人物が財務省のトップに就いた。

 

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

リクエスト多数につき再掲載!

作家・古代史研究家 長浜 浩明【日本人はどこからきたのか?】【邪馬台国はどこにあったのか?】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

 同時に、経済産業省の人事。

経産次官に多田氏
 政府は23日、経済産業省の安藤久佳事務次官が退任し、後任に多田明弘官房長を昇格させる人事を固めた。閣議での承認を経て近く発令する。(後略)』

 多田官房長は、6月4日の経産省の「新機軸」の責任者です。多田官房長は、産業構造審議会で、アメリカや中国などが政府の産業支援を拡大する環境下では、
「産業政策もこれまでと異なる新機軸が求められる」
 と指摘し、民間企業が負えないリスクを政府が負う必要性を強調しています。さらに、
「財政出動がこれまでともすると小規模・単発的で、効果が中途半端であったのも否定できない」
 と発言。インフレ率と金利が低いならば、財政収支悪化(財政赤字拡大)のリスクが小さいという、最近のアメリカの「主流的見解」は、
「米国よりも低金利の日本でも当てはまる」
 と、語っています。


 つまりは、財務省が最も嫌う「大規模・長期・計画的」(※産業構造審議会の資料から)な財政拡大の必要性を語った人物が、経産省のトップに就任したわけです。


 今後、財務省のPB黒字化路線と、経産省の「新機軸」路線が激突するのは、必至でしょう。


 世界はMMT(というより「正しい貨幣観」)に基づく財政拡大路線が「主流」となりつつあります。そして、確かに日本も変わっている。
 

 諦めなければ、必ず何とかなる。などと、綺麗ごとを言う気はありません。とはいえ、「何とかなった」とき、それは多くの人たちが「諦めなかった」結果であるのは確かでしょう。

 

「今こそ緊縮財政を転換させよう!」にご賛同下さる方は↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。