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支持率を下げろ! 財政破綻論の嘘があからさまになった今こそがチャンスだ! [三橋TV第345回] 三橋貴明・高家望愛 

https://youtu.be/s68qGAIJf9M
 

 地球上で生きている限り、絶対に逃れられない原則。
 誰かの資産は、誰かの負債。
 資産-負債=純資産。負債-資産=純負債(債務超過)。
 よって、誰かの純資産は、誰かの純負債。

 誰かの純資産が増えるためには、誰かの純負債が増えなければならない。
 
 要するに、コインの表の反対側は、裏です。と、言っているに過ぎないのですが、これを理解しない人が実に多い。

【純資産と純負債】

 もし、世界に二人の人物しかいなかった場合、両者のバランスシートは必ず↑こうなります。
 
 誰かの純負債を増やさないことには、誰かの純資産を増やせない。
 「国の債務超過」が増えれば、皆さんの純資産が増える
 
 みんな、自分の財産(純負債)が増えるの、好きでしょ?
 
【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

特別コンテンツ「ベルばらに魅せられて」公開中!

http://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

国の債務超過 13年連続で過去最大を更新 昨年度末 591兆円余
 財務省が民間企業の決算様式でまとめた昨年度・2019年度末の国の財政状況によりますと、負債が資産を上回る債務超過の額は591兆円余りと、13年連続で過去最大を更新しました。今年度は、新型コロナウイルス対策で国債の発行額が増えているため、債務超過の規模は、さらに膨らむ可能性が高まっています。(中略)
 それによりますと、昨年度末の時点では「負債」が財源不足を補う国債の発行などに伴って、前の年度より15兆円余り増えて、1273兆700億円余りでした。
 一方、道路などのインフラや有価証券などの「資産」は、政府が保有する外国債券の評価額が増えたことなどから、6兆円余り増えて、681兆2600億円余りでした。
 この結果、負債が資産を上回る債務超過の額は、8兆円余り増えて591兆8000億円余りと、13年連続で過去最大を更新しました。
 今年度・2020年度は、新型コロナウイルス対策のため、3回の補正予算を編成し、国債の新規発行額は初めて100兆円を超えることになりました。
 このため、今年度は国の債務超過の規模がさらに膨らんで、将来世代の負担が一段と重くなるおそれが高まっています。』

 はい、出ましたね。
「国民の皆さん。あなたたちの純資産が史上最大になりました。将来世代の負担が一段と重くなりますね」
 

 アホか。
 

 いや、アホなんですが、政府の純負債(債務超過)が増えたとき、我々の純資産が必ず増えている。そんなことにすら、頭がいかないNHKの報道など、ごみ箱に放り込むべきでしょう。
 

 ここまでシンプルな話が全く理解されず、「自分の純資産」が増えたことを受け、
「将来世代の負担が~」
 とやっているわけでございますよ。


 どれほど、バカげた状況か分かるでしょ?
 

 今回のNHKの記事は、「誰かの資産=誰かの負債」を理解させ、自分たちがどれほど間違っていたか、人々に認識させる良い教材のような気がします。(というか、政府の純負債の記事って、これまではそれほど見かけたことがないのですが)


貴方の財産(純資産)を増やすためには、誰かが債務超過(純負債)を増やす必要があるのですよ」
 

 この一点だけでも理解してもらえれば、そのあとは早いように思うのですが、いかがでしょうか

 

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