三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付中!
株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。
チャンネルAJER更新しました。
「日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞(前半)」三橋貴明 AJER2020.7.7
令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。
また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!
日本経済はコロナ・消費増税前からコケていた 実践主義を取り戻せ![三橋TV263回]中野剛志・森永康平・高家望愛
本日はチャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1651
ちょっと面白いことになっています。
稲田朋美ら「緊縮派」の自民党国会議員たちに「国民殺し」のレッテルを貼り、落選運動を展開しようと呼びかけたところ、本人が反応していました。
『稲田朋美 @dento_to_souzo
https://twitter.com/dento_to_souzo/status/1284485715175198721
今年の骨太から財政健全化の方針が削除された。
しかし、コロナ禍でも社会保障改革は必要。
次世代の責任の視点に立つこと、経済と財政の改革を一体で進めていくことを主張し、修文された。
私は緊縮派ではないが、理念なきバラマキには反対。
財政再建の旗を下ろさず、次世代のための改革を進めたい。』
いや、「理念なきバラマキ」だの「財政再建の旗を下ろさず」と書いている時点で、あんたは立派な国民殺しの緊縮財政派の政治家だよ。
「次世代のための改革」
といった抽象用語を使い、次世代を消滅させてきた(少子化により)主犯が、あんたたち自民党の緊縮派国会議員なんだよ。
そもそも、
「理念なきバラマキ」
って、具体的になんだ? 「理念」も「ばらまき」も恐ろしく曖昧で、具体性に欠け、とりあえず「それっぽく聞こえる」と言うだけの空虚な言葉に過ぎません。
平成時代はともかく、令和の御代において、この手の抽象的な「それっぽい言葉」を使う政治家は、通用しません。というか、通用させてはなりません。
さらに、
「財政再建」
って、具体的に何を意味しているの?
政府の負債を減らすこと?
【政府貨幣発行残高(旧:長期債務残高(左軸))と国債金利・インフレ率(右軸)】
http://mtdata.jp/data_69.html#zaimu
政府の負債は、増えていくものです。理由は、政府の負債とは「新規貨幣発行」であるためです。実際、1970年と比べると、政府の長期債務残高は150倍以上になっていますが、これは、
「政府が発行した貨幣の残高が150倍になった」
という話に過ぎません。
「日銀が現金紙幣を多く発行した!」
と、聞いて、ギャアギャア騒ぎ立てる人はいないでしょう? 騒ぐとしたら、
「そんなに貨幣を発行したら、インフレになるのではないか・・・?」
という、インフレ恐怖症ですが、まさにポイントは、そこ。不適切なインフレ率にならない限り、政府は無限に国債を発行し、支出して構わないのです。つまりは、政府の新規貨幣発行です。
【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
特別コンテンツ「近現代史研究家・林千勝先生【大東亜戦争の真実~国際金融資本とルーズベルト~】」が視聴可能となりました。
また、財政再建の定義を、一万歩譲って、
「政府の負債対GDP比率を引き下げること」
と、したとしても、日本はすでに「財政再建」とやらを達成しています。
【国債・財投債対名目GDP比率と日銀以外保有の国債・財投債対名目GDP比率(%)】
http://mtdata.jp/data_70.html#GDPhiritu
国債・財投債から日銀保有分を除いた残高とGDPを比較すると、すでに80%にまで低下しているのです(もちろん、量的緩和政策の影響)。
良かったな、稲田朋美。財政再建が達成されているぞ。財政再建の旗を下ろせよ。
それとも、この期に及んで「将来世代を消滅させる」緊縮派、国民殺しに加担するのでしょうか。
するのでしょ?
というわけで、抽象論でしか財政をかがれない、中身のない稲田朋美を代表株する緊縮派、国民殺しの連中を、容赦なく糾弾し、貶め、引きずりおろしましょう。
今回の稲田のツイートで、いかに彼女に「中身がない」かが分かったでしょ? 財政破綻論者は、この程度なのです。
「稲田朋美ら緊縮派の自民党議員を落選させよう!」に、ご賛同下さる方は、
↓このリンクをクリックを!
本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。