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三橋TV第224回【我々の生存ための必須知識「国債という貨幣」の真実】
さて、自民党の安藤裕衆議院議員、国民民主党の玉木雄一郎代表とのオンライン鼎談、「国難を乗り越える経済対策の実現を」の第一回が配信になりました(全三回です)。
2019年10月1日の消費税増税により、日本経済は年率換算で7.1%という、大幅なマイナス成長になりました。そこに襲い掛かってきたのが、中国武漢発祥の新型コロナウイルス感染症によるパンデミック。
4月8日に報じられた、ゴールドマン・サックスの試算によると、日本の4月、6月期の経済成長率は、前期比年率マイナス25%に落ち込み、1955年以来、最悪値をつけるとのことです。
疫病と、恐慌が同時に襲来した、戦後日本の最大の危機を乗り越えるために、私たち日本国民は、あるいは政治は、どうすればいいのか。
本日は、3月中旬というかなり早い段階で、大規模経済対策を提言された、与党自由民主党の安藤裕衆議院議員、国民民主党の玉木雄一郎代表のお二方をお招きし、国難を乗り越える経済対策についてお話を頂き、議論致しました。
第二回は御両人が提言された「緊急経済対策」、第三回が「いわゆる財政破綻論の嘘」が議論の中心になっています。
とにもかくにも、このタイミングで財政破綻論を駆逐できなければ、我が国はまともな「経済対策」の打ちようがないわけです。しかも、政権を担っている内閣、さらには与党議員、野党議員の多くが財政破綻論を信じ込んでおり、政府の負債を「国の借金」と呼び、国民を騙す財務省レトリックをそのまま盲信しています。
彼らは、「財政破綻」や「国の借金」が思考の前提となっており、
「変動為替相場制の独自通貨国(主権通貨国)では、政府の負債(国債)のデフォルトはあり得ない。これは財務省も認めている事実である」
「新規国債発行(財政赤字)は、政府の純負債(債務超過)を増やすが、同じ金額分、民間の純資産を増やす」
といった「事実」について、考えたこともないわけです。
つまりは、恐ろしくレベルが低い。
彼らが低レベルな財政破綻論に安住している間に、ネットの言論が進化し、恐ろしくレベルが高い「財政破綻論の否定」の議論が進みました。
結果、起きるべきことが起きています。
『蓮舫氏「国債という国民の借金」コメントに突っ込み ネットから「完全に勘違い」
立憲民主党の蓮舫副代表が18日、自身のツイッターを更新。政府が所得制限を設けず一律10万円給付を発表したことについてツイートした。
麻生太郎財務大臣が「手を挙げた方に1人10万円給付」と発言したことについて「麻生大臣、このお金は貴方のものではありません。国債という国民の借金です。物言いに気をつけてください」とコメント。これに対してネットからは「国債は国民ではなく政府の借金」「国民の借金?いつ私がお金を借りました‥‥?」「完全に勘違いしてます」と突っ込みが次々と投稿された。
国債とは、国が資金を調達するために発行する債券のこと。元本と利子の支払いは日本国政府が行うことになっており、一般的には信用力が高い金融商品とされている。(後略)』
立憲民主党の蓮舫副代表が18日、自身のツイッターを更新。政府が所得制限を設けず一律10万円給付を発表したことについてツイートした。
麻生太郎財務大臣が「手を挙げた方に1人10万円給付」と発言したことについて「麻生大臣、このお金は貴方のものではありません。国債という国民の借金です。物言いに気をつけてください」とコメント。これに対してネットからは「国債は国民ではなく政府の借金」「国民の借金?いつ私がお金を借りました‥‥?」「完全に勘違いしてます」と突っ込みが次々と投稿された。
国債とは、国が資金を調達するために発行する債券のこと。元本と利子の支払いは日本国政府が行うことになっており、一般的には信用力が高い金融商品とされている。(後略)』
【歴史音声コンテンツ 経世史論】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※ノンフィクション作家「河添恵子」先生との対談「歴史から学ぶ中国と中国人の本質」が視聴可能となりました。
昨日のエントリーや三橋TVでご理解されているでしょうが、国債とは(もちろん国民ではなく)政府の負債ではありますが、同時に「貨幣」でもあります。
「いや、国債は借金で、貨幣じゃない」
と、主張する人は、「現金紙幣」や「銀行預金」も「貨幣じゃない」と主張することになります。
と、主張する人は、「現金紙幣」や「銀行預金」も「貨幣じゃない」と主張することになります。
「国債には金利を払わなければならないじゃないか! 金利を支払う貨幣なんてあるか!?」
と、思われた方は、市中銀行が銀行預金という貨幣に対して「金利」を払っている事実をしらないんだ~(笑)という話でございます。
もっとも、国債は現金紙幣、日銀当座預金、銀行預金などとは異なり、唯一、「対」となる金融資産の担保がない貨幣になります。
【貨幣ピラミッド】
昨日は省略しましたが、国債という貨幣の担保は「国民経済の供給能力」です。つまりは、インフレ率です。
さらに、国債発行は「政府の債務超過(純負債)拡大」ですが、反対側で国民の純資産が増えます。この世に、「純負債のみを増やせる存在」はいません。
我々が純資産を増やしたい(増やしたいでしょ?)ならば、反対側で誰かに純負債を増やしてもらわなければならない。実際に、政府が国債という貨幣を発行し、自らの純負債を積み上げ、結果的に我々の純資産が増えているのです。
1.国債は一切の金融資産(担保)なしで、政治家の意思のみで発行できる貨幣
2.国債という貨幣の発行の制限はインフレ率(供給能力)のみ
3.政府が国債を発行すると「我々」の純資産が増える
2.国債という貨幣の発行の制限はインフレ率(供給能力)のみ
3.政府が国債を発行すると「我々」の純資産が増える
上記は単なる「会計的な事実」であり、特定の価値観や「主義」は入っていません。つまりは、誰も逆らえません。
というわけで、皆様、本ブログや三橋TVなどで様々な「財政破綻論者を潰すレトリック」をご提供していきますので、是非とも政治家に「声」もしくは「つぶやき(ツイート)」を届けて下さいませ。
財政破綻論を潰さない限り、我々に繁栄の未来はありません。今こそ、攻勢をかけるべき時期なのです。
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