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令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。
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本日はチャンネル桜「日本よ、今...「闘論!倒論!討論! 「地方破壊は日本の死」」」に出演します。
本日は三橋経済塾第九期第二回講義(京都)開催日です。(ゲスト講師は藤井聡先生)
ご参加される皆様、よろしくお願いいたします。
ご参加される皆様、よろしくお願いいたします。
さて、チャンネル桜の討論のテーマとも絡むのですが、我が国は「政策的」に東京一極集中を推進しています。
具体的なデータを見ると、
【地域別の公共投資の動向(兆円)】
【地方交付税等総額(当初)の推移】
と、中央政府が公共投資を南関東(東京圏)に集中させ、さらに地方交付税を減らしました。要するに、緊縮財政です。
地方自治体は、
「交付税や公共投資が減って困るというならば、各々で競争して何とかせよ」
というわけで、「ふるさと納税」なる、「既存の税収のパイの奪い合い」を煽る愚劣極まりない政策も進められます。
デフレで地元から税収が上がらない状況で、中央政府からの予算配分を削減された地方自治体は、職員(地方公務員)を削減し、あるいは派遣などの非正規雇用に切り替えていきます。
【日本の地方公共団体総職員数(人)】
【歴史音声コンテンツ 経世史論】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※「歴史に魅せられて、myと辿る邪馬台国への道(前編)」が視聴可能となりました。
公務員に対するルサンチマンが煽られ、さらに予算が削られるとなると、当然ながら「行政への派遣業務」が急成長。
【PASONA プロジェクトスタッフ 市役所・区役所で働く】
『「公務員資格がないと官公庁や自治体では働けないのかな?」
「やってみたいけど役所のお仕事って難しそう」
「安定していいな」・・・と思っている方必見です。パソナが受託した各市役所・区役所のお仕事でパソナの契約社員として働いてみませんか?』
『「公務員資格がないと官公庁や自治体では働けないのかな?」
「やってみたいけど役所のお仕事って難しそう」
「安定していいな」・・・と思っている方必見です。パソナが受託した各市役所・区役所のお仕事でパソナの契約社員として働いてみませんか?』
さらには、財政が悪化した地方政府は、
「もはや水道サービスを維持することは財政的に困難」
とされ(緊縮が続く以上、事実)、水道サービスの「コンセッション(よりにもよってコンセッション)」方式の民営化が法律化されました。
「もはや水道サービスを維持することは財政的に困難」
とされ(緊縮が続く以上、事実)、水道サービスの「コンセッション(よりにもよってコンセッション)」方式の民営化が法律化されました。
また、予算と人員が不足する自治体は、ついには最低限の行政サービスも提供できなくなり、
「ならば、シェアリングエコノミーで」
という、狂った発想で崖から飛び降りようとしています。プラットフォーム業者の「新ビジネス」が生まれようとしているのです。
小泉政権下の三位一体改革による地方交付税の大幅な削減で、地方公共団体は合併を強いられ(いわゆる「平成の大合併」)、行政サービスの質は下がっていきます。何しろ、人員が削減される状況で、担当領域が拡大したわけで、当たり前です。
地方のインフラ未整備、財政悪化、公務員削減や雇用の質の低下、行政サービスの質の低下は、東京一極集中を加速します。
【地域別人口移動(万人)】
東京圏に流入した若者は「安く買い叩かれ」、結婚できず、出生率は全国最低。
地方では、中央政府の予算削減により公務員の処遇が悪化し、若者が結婚できず、出生率は低迷。しかも、折角生まれた子供たちが、成長すると東京圏に移ってしまう。
普通に、日本人消滅への道でございます。
解決策は、もちろん各種の構造改革(規制緩和、自由貿易系)を止めることですが、「緊縮財政によるデフレ継続」がある限り、困難です。
緊縮財政(=デフレ化&財政悪化)⇒規制緩和、自由貿易しかない! というレトリックは、強力なのです。
三日間に渡り「緊縮財政が扇の要である」ことを解説してきました。一見、無関係に思える政策でも、根っこには必ず「緊縮財政」があります。
とりあえず、本日の桜の討論「地方破壊は日本の死」では、緊縮財政が日本の地方行政を破壊し、人口流出を招き、最終的には「亡国」に追い込もうとしている現実を議論しています。
まずは、「緊縮財政が扇の要」である現実を国民が共有しなければなりません。
無論、過去三回では取り上げられなかった防災、防衛、防犯、公衆衛生、教育、農業、食の安全、エネルギー供給、社会保障(医療、介護、年金)、カジノ解禁など、ひたすら状況が悪化していく現実の背後には、必ず「緊縮財政」があるのです。
緊縮財政という扇の要を叩き壊そう。全ては、そこから始まるのです。
「緊縮財政という扇の要を叩き壊そう!」に、ご賛同下さる方は、
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