株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER
『MMTとハイパーインフレ論者(その1)(前半)』三橋貴明 AJER2019.7.2
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
7月16日(火) MMT国際シンポジウム
パネリスト:ステファニー・ケルトン(NY州立大学教授)、藤井聡(京都大学大学院教授)他

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
令和の政策ピボット呼びかけ人に映画批評家の前田有一氏が加わって下さいました。
また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!
 
三橋TV第110回【中野剛志先生から社会科学を学ぼう】
 
 昨日は三橋TV公開収録&懇親会、ご出席頂いた皆様、ありがとうございました。次は、チャンネル登録が20万とかいったら、またやりますか。
 
【二次会 sayaさん、高家さん、河添先生と、って、分かるか・・・】

 みんな、懇親会ではほとんど飲み食いできなくて、大変でした。(うちのスタッフがみんなダウンしました。わたくしのみ、いつも元気)

 何か、会う人ごとに激ヤセを心配されましたが、何度も言っていますが、子育てダイエットでございますから。毎日、赤ちゃんと同じものしか食べなければ(それを半年続ければ)誰でも痩せます。

 病気とかじゃないのですよ。体重は、今は68kg前後で安定しています。
 
 本日はチャンネル桜「日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」」に出演いたします。
 
 討論に参加していらっしゃった池戸さんが、昨日、「高家さんに質問ある方~」のコーナーで、しれ~と挙手されていたので、笑いました。二次会までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 昨日に引き続き、本日も書籍紹介。
 
 
 藤井先生の令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言は現在の日本の話ですが、中野先生の本は「政治面」「思想面」からグローバリズムを解き明かした一冊になっています。

 最後の項で、令和の政策ピボットも取り上げて頂いております。

 特に、個人的に興味深かったのは、なぜ保守派が「グローバリスト」になったのか。後を追うように、リベラルまでグローバル化したのはなぜなのか、の解説です。

 皆様、是非、ご一読を。
 
【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※6月16日(日)から、中野剛志氏との特別対談コンテンツ【歴史とナショナリズム】をご視聴頂けます。是非、ご入会下さい。
 
 今年初めにマレーシアに行きましたが、ネパール人の移民の方が大勢、働いていました。ちなみに、マレーシアの若年層失業率は11%超。

 「高い」マレー人ではなく「安い」ネパール人を雇い、若者が働く機会を奪われ、人材に育つこともなく年老いていく。

 先日の、
【Front Japan 桜・映画】中東の移民・貧困問題の実態~映画『存在のない子供たち』[桜R1/7/1]
 の主人公は、貧困の家族を捨て、更なる貧困の移民の下で暮らし始めます

 貧困国に、より貧困の国から移民が入り、貧困が伝播していく。

 特に、赤ちゃん育てているわたくしにとって「存在のない子供たち」は心が痛かった。
 
『メキシコ、不法移民の拘束10万人超に 米にアピール
 メキシコ政府が不法移民の摘発に躍起になっている。1~6月の拘束者数は前年同期比で6割増えて、10万人を超えた。発足したばかりの治安部隊を中心に、中米グアテマラとの国境付近での警備に加えて、代表的な北上ルートの監視を強めている。7月下旬の米政府による移民対策の中間評価に向け、実績をアピールしたいようだ。(後略)』
 
アングル:「助けて」と訴える収容者、米国移民施設の実態
 米政府の監察組織は2日、危険な過密状態にあるメキシコ国境の移民収容施設が、さらに複数確認されたと発表し、テキサス州南部のリオグランデバレーにある混雑した施設内の写真を公開した。これらの施設では、一部の子どもたちがシャワーを浴びることもできず、冷えた食事のみを与えられていた。 (後略)』
 
飢え、拷問、空爆─リビア移民収容施設の悲惨な現状
 リビアの首都トリポリ近郊にある移民収容施設が空爆を受け、40人以上が死亡した事件は、アフリカ出身の移民・難民の社会的立場の弱さを浮き彫りにした。リビア国内の施設では、急性栄養失調、強制労働、拷問など、悲惨な 環境下で移民や難民たちが苦しんでいると、民間援助団体(NGO)は非難の声を強めている。(後略)』
 
 藤井先生が「令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言」の中で書いていますが、今の世界は「インターナショナリズム(国際主義)」に回帰しなければなりません。グローバルではなく、インターナショナル。

 各国が「国の際」をわきまえ、「国民」を守るために全力を尽くす。別に、断交しろという話ではなく、「わきまえた付き合い」が必要なのです。

 MMT(現代貨幣理論)のJGPなどの政策で、各国で完全雇用が実現すれば、少なくとも経済移民は激減することになります。経済移民を「気の毒」と同情するくらいならば、MMTやJGP推進の声を上げるべきです。せめて、グローバリズムには反対しなければなりません。

 先進国は、各国が経済移民を生み出さないよう、「経済成長の支援」をする。かつての日本の援助政策はそうでした。諸外国の経済発展を助けることは、経済移民防止の上で大変効果がありました。(仮想敵国を育ててしまいましたが)

 逆に、このままグローバリズムを推進していくと、いずれ我が国でも「存在のない子供たち」が出現することになるでしょう。

 グローバリズムは我々の子供、孫、その先の世代を、国内で移民と低賃金競争を繰り広げる貧困者か、外国に移民し、現地の住民と低賃金競争を繰り広げる貧困者として生きることを余儀なくさせるのです。

 安倍政権、自民党の移民政策が続く限り、確実にそうなります。
 そんな日本を、将来世代に残す。許されると思いますか。
 
「移民推進の政党・候補者には投票しない」に、ご賛同下さる方は、
↓このリンクをクリックを!
本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。