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『MMTと令和の政策ピボット(前半)』三橋貴明 AJER2019.4.30
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一般参加可能な講演会のお知らせ。
【令和元年7月5日(金)三橋TV公開収録&懇親会】
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 令和の政策ピボット「資料室」がオープンになりました。とりあえず、わたくしと山本太郎参議院議員との対談動画をサンプルとして載せてあります。
 今後、続々と資料が掲載されていきますので、皆様、まめにチェックして下さいませ。
https://reiwapivot.jp/library/
 
 
三橋TV第92回【統合政府のバランスシートが教える事実】
 ちなみに、資料室の一番上にあるグラフ(堀先生のメッセージの下)は、中野剛志先生が作成されたものを、わたくしが描き直したものです。
 
 なぜ令和のピボットが「紫」なのかといえば、「右(青)でも左(赤)でもないですよ」という意味だったりします。ピボットのWEBデザイン全体が「紫」基調でしょ。

 右でも左でもないといえば、MMT(現代貨幣理論)も同じです。そもそも、MMTに政治的な意図はありません。単なる「貨幣の説明」ですから。

 とはいえ、MMTの考え方が「政治」に活用されるのは、これは宿命でございまして、そもそもわたくしにしてもMMTの「学術的意義」等には興味がありません。政治へMMTをいかに適用するかが「人類」に問われているのです。

 というわけで、MMTポリティクス。
 
「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏
 
 自分でもかなり「やっちまった」感が強い動画ですが、超人大陸から超高速で編集されて(徹夜されたそうです)、講演翌日に公開となりました。何しろ「やっちまった」動画なので、早めに公開してくれて、本当に助かりました。

 何を「やっちまった」のかといえば、財務省に真っ向から宣戦布告をしたに等しい内容になってしまっているのです。これでは、どちらかが降伏するまで戦争状態が終りません。

 でもまあ、それでもいいんですが。

 講演後の質問時に若い国会議員さんから、
「リフレ派の人から、初めて納得できる話を聞いた」
 と、言われたので、
「わたくしはリフレ派ではありません。あんな連中と一緒にしないで下さい」
 と答え、全国会議員が爆笑したのは、ここだけの話。というか、講演の中でリフレ派の「失敗」の理由について、きちんと解説しているでしょうに。
 
 動画を見れば分かりますが、MMTは財務省にとってまさに「悪夢の襲来」でございます。何しろ、「明確な嘘」をついていることを国会議員(よりにもよって!)たちに周知されつつあるのです。

 しかも、SNSを通じて、国民も知っていく。

 冗談でも何でもなく、スキャンダルで我々を潰す以外に、財務省的には乗り越える手段がないのです。

 ちなみに、最近「スキャンダル」「スキャンダル」と繰り返しているのは(動画でも言っていますが)、
「スキャンダルが来る、スキャンダルが来ると、言っている連中にスキャンダルは仕掛けにくいだろ(笑)」
 に加え、どうせ仕掛けるなら対象をわたくしにして欲しいためです。何しろ、わたくしは政治家でも官僚でも学者でもない、ただの一経営者なので、背負っているものが小さいです。

 しかも、政治的に潰すこともできません。何しろ、政治的な立場などありませんので。

 ついでに、愚かな人生を歩んでいるので、わたくしはネタも豊富でっせ、財務省さん。

 呼びかけ人に名前を連ねていない人たちを含め、令和の政策ピボット関係者は、わたくし以外は本当に頭が良く、日本国のために必要な方々です。しかも、まともな人たちなので、スキャンダルネタまで「捏造」するしかないですよ。やるならば、わたくしにしておきなさい。

 

【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】
※6月15日(土)まで、特別コンテンツ【MMTポリティクス~現代貨幣理論~第一回】をご視聴頂けます。是非、ご入会下さい。
 
 昨日は、三橋経済塾第八期第五回講義開催日でございました。中野先生、ありがとうございました。
 ちなみに、11月末まで入塾は受け付けますが、今から入っても中野先生の講演等をインターネットで視聴することは可能でございます。
 
 MMTポリテイクスといえば、中野先生がMMTについて、
「アメリカでは左派(AOCやサンダース)が担いだが、日本では右派(西田昌司参議院議員、安藤裕衆議院議員など)の政治家が先行した」
 といった主旨の話をされていましたが、先述の通り、MMTに右も左もありません。何しろ、ただの貨幣論です。

 それこそ、MMTにより財政的な制約を取り払い、「弱者を救っても、核武装しても構わない」のでございます。

 超人大陸の動画を見ると、冗談でも何でもなくMMTが「歴史を変えかねない」インパクトがあるのが分かるはずです。

 動画でも語っていますが、貧困に陥った高齢者、親の所得が理由で教育を受けられない子供たち、苦境に陥ったシングルマザーを、「日本の国会議員」は救えるのです。日本の場合、政府に予算制約などありません。

 といいますか、厳密には政府の予算制約は「国民経済の供給能力」のみです。インフレ率が低い限り、政府は無制限に国債発行、OMFにより予算を支出して構わないのです。(←「インフレ率が低い限り」を取っ払い、拡散するストローマン・プロパガンダ用

 逆に言えば、インフレ率が低ければ低いほど、その国は「MMT的な貨幣観に基づき、政府が予算を拡大し、国民を救い、経済力を強化する余地がある」ということになります。

 それでは、主要国のインフレ率(GDPデフレータベース)を見てみましょう。
 
【主要国のインフレ率(GDPデフレータベース)の推移(対前年比%)】
 
 コメントは致しません。

 この状況で「ザイセイハタンだ~」「はいぱーいんふれだー」などとやっている祖国の政府に対し、わたくしがどれほどの怒りを抱いているか。皆さんの想像以上です。

 いずれにせよ、宣戦布告は致しました。少なくともわたくしは、絶対に降伏はしません。財政破綻論、緊縮財政が終るまで、死に物狂いで嫌がらせを続けることを、ここに誓います。
 
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